俺だけのアイツ。

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大我side_______


北斗と、寄りを戻した。


今までの隙間を埋めるように、沢山愛してくれた。


もう離れないって誓い合って…


今の北斗なら、信じれる…


樹と切れないって言われたって…


俺も同じだから…


楽屋に2人を残して帰って来た。


不安じゃないわけじゃない…


でも、北斗はもう嘘つかない…きっと。



…とは、強がってみたものの、


家に帰っても、思い出すのは北斗の事ばかりで、


唇…首筋に残る跡…疼くカラダ…


あぁ…ッ…


今日あんなに愛し合ったのに…


もう、俺の身体は北斗を求めてる…


火照ってどうしようもない身体を、何度も自分で治める…


それでも足りない…


北斗…北斗…ッ


今まで我慢出来てたのに、一度触れてしまえば、思い出した感覚は、敏感になって…



眠れない…会いたい…触れたい…



そんな悶々とベッドの中で悶えてると、


光るスマホ。


樹【会いたい 北斗の家に来て】


簡素なメッセージ…


俺に会いたいと言ってるくせに、お前は北斗の家に居るんだな…


…お前は昨日あれから、北斗の家で…


俺の北斗なのに…


2人が愛し合った場所になんか…


行けるわけない…


そう思ってるのに…


身体は、足は…


上着を一枚羽織り、無意識に北斗の家に向かってた…



北斗の家に着くと、上半身裸の北斗が迎え入れてくれた。


リビングにも、上半身裸の樹…


覗いた寝室には乱れたベッド…


そんな生々しい状態で俺を呼んで、どういうつもりだよ…


会いたかった、触れたかった北斗と、


会いたいと言ってくれた樹…


でも、今の今まで2人は愛し合ってたんだろ…？




樹「…来ると思わなかった。」


なんて言う樹。俺は会いたいと思ったから来たのに…


大「…樹に呼ばれたら、何処だって行くよ…」


そう言っても大した反応もしない。


北「樹…なんで、大我を呼んだの？」


北斗は困惑してるみたい…

樹が勝手に呼んだのか…？


大「…俺、やっぱ邪魔だったよ、ね…」


急に悲しくなる…


北「そ、そんな事ないッ…」


北斗が慌てて否定してくれる…



樹「…会いたかった_______ 」


樹が俺も、北斗も好き、なんて訳のわからない告白をし始めて…


変な緊張感と緊迫した雰囲気が、いっきに崩れる…


俺と北斗を近くに座らせその間に樹が座ると、


chu ッ…chuッ…


樹がそれぞれキスした…


樹「…きょもがココに来てくれたら、言おうと思ってたんだけど、

俺は、3人で、仲良くしたい！」

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