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今日はウチの事務所ばかりの収録で、人の目を気にせずに済んだ。
風「A！大丈夫？今日は休んでも良かったのに。」
「ありがと風磨。でも、仕事してた方が気がまぎれるから。
信じてるんだけど、不安になっちゃって…」
風「あそこの事務所、売り方汚いんだよ。相手の子も事務所の方針で仕方なくだと思うよ？
ま、そもそも大我がA以外の女の子、相手にするわけ無いけど。気にすんな。」
頭をポンポンとして、行ってしまった。
大我が居ない歌収録。
5人だけで上手くやりこなしてて、流石だなって思う反面、今日はなんだか寂しい気持ちになる…。
私はみんなのマネージャー。私情 挟んじゃダメだな…
でも、今日仕事これだけで良かった…。
と、ポケットで震えるスマホに気付いて、スタジオを抜け出した。
画面には知らない番号。もちろん出るつもりはなく、鳴り止むのを待ったけど、ずっと鳴り続ける…
いつまでも鳴り続けるスマホに…
出なきゃいいのに、
出てしまった……
それは再び私をドン底に突き落とした……
女『あ、やっと出てくれた〜。
もしもしー、大我のマネージャーさんですかぁ？
お騒がせしてまーす！』
えっ…、、、
ハル『初めまして〜、ハルって言います。なんかぁ、こんな事になっちゃって、ごめんなさーい。』
…彼女なりに謝ってくれてるのかな？
ハル『でも、ハル本気になっちゃったんで、奥さんには悪いんだけど、別れてもらいたいんですよね〜。』
…はっ？えっっ…
ハル『不倫とか興味ないけど、大我のキス気持ち良かったし？意外と大我も私の事気にしてると思うんで！』
『【おいッ、誰と電話してんだよッ！】』
電話の中、遠くで聞こえた声は大我…
2人は今 一緒に居るの？
そりゃ共演者だから一緒に居るのは当たり前だよね。
この時間は夜の部までの空きだもんね…
でも、なんで…こんなに苦しいの…
ハル『ごめんなさーい、大我に呼ばれちゃったから切りますね〜。もーホント大我ってば嫉妬が凄いんだから…
プーップーッ/』
何、が、起、き、た、の、…？
彼女の言ってる事が、全て正しいとは思わない。
でも、今 2人が一緒に居ることは事実で、彼女は大我の側にいて、私は大我と話してない…
全身から力が抜けて、ヘナヘナとその場に座り込んだ…
信じたい気持ちを上回る恐怖と不安が黒く渦巻いて、気付いたら人目もはばからず、
嗚咽を漏らしながら泣いてた…
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しぃか(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます！この作品は初の長編で苦労したので、そう言って頂けると嬉しいです。他の小説もどうぞ宜しくお願いします！ (2018年4月27日 6時) (
レス) id: 2c171bbec6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 最後まで楽しく読ませてもらいました！終わってしまうのは寂しいけど、これからの作品も楽しみにしています^_^ (2018年4月27日 5時) (レス) id: 654448c36d (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - エレナさん» 本当に本当にありがとうございました！また色々書きます！その時には、また宜しくお願いします！ (2018年1月20日 0時) (レス) id: f7a5d7802c (このIDを非表示/違反報告)
エレナ - 毎回更新楽しみでした！完結は寂しいけどまた、きょも主演の小説書いてください！お疲れ様でした！ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 387c5bad24 (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - えむさん» めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張りますので、宜しくお願いします！ (2018年1月8日 21時) (レス) id: f7a5d7802c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃか
| 作成日時：2017年12月17日 10時
