◎季節もの 和side ページ39
潤「ちゃんと噛むんだぞ？」
相葉さんが作ってくれたお粥を、潤くんに食べさせてもらうっていうね。
とっても贅沢なことしてます。んふふ。
潤「何笑ってんの。…までも、笑えるくらい元気になってよかったよ。」
夜中の事、正直あんまり覚えてないんだけど…
身体が熱くて重くて怠くて、眠りたくても眠れなくてさ。
ただ、潤くんがずっと傍にいてくれたことは覚えてるんだ。
手握ってもらって安心したから。
潤「食べたら着替えような。汗かいただろ。」
和「ん…」
言われてみると、昨日の夜からTシャツが変わってる。
潤くん、着替えさせてくれたんだね。
和「げほっ、げほ、ごほ、」
潤「あーあーごめん、すぐ服着させてやるから。」
お粥を食べた後、着替えるついでに身体を拭いてくれた潤くん。
少し冷えた空気を吸ったら咳が出てきて、慌てて背中をさすってくれた。
潤「お前、また痩せたんじゃない？」
和「そうかな…平気だよ？」
笑って見せても、納得いかない顔してるや。
あー…
風邪治ったら潤くんのご飯指導だろうなぁ。
翔「ただいまー。」
雅「ただいま！！」
夕方になって、2人が帰ってきた。
手には紙袋。
プリン買ってきてくれたんだって。
熱は37，6℃。
平熱が低い俺にしちゃまだ高い数字だけど、意外とそんなに辛くないんだよね。
みんながいてくれるから、かな。
和「翔ちゃん…あっち、行きたい…」
夜ご飯を作ってくれてる潤くんに代わって部屋にいてくれた翔ちゃん。
裾を引っ張っておねだりしてみるとニッコリ笑った。
翔「身体だいじょうぶ？」
和「翔ちゃんで暖とるから平気…」
翔「仕方ないなぁ。おいで。」
差し伸べてくれた手に捕まってリビングに降りる。
ソファーに座って翔ちゃんに凭れ掛かると、何だか心地よくて。
テレビを見てたはずなのに、翔ちゃんの温もりを感じながら寝ちゃってたみたい。
智「あら、ここで寝てんの？」
潤「いつの間にか翔くんも寝ちゃっててさ。」
雅「可愛いからこのまま寝かせてんの。」
智「あ、起きた。」
目を開けると3人が覗き込んでて…
俺たちが寝ちゃってたから、夜ご飯お預け状態だったんだって。
だいぶ身体も楽になったし、自分で食べれるって言ったのに過保護な潤くんに捕まった。
こんな時くらい甘えていいよね。
美味しいうどんを啜ると、4人が嬉しそうに笑ってくれた。
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コトブキ(プロフ) - 風月さんの作品が大好きです。ニノを看病するメンバーとか最高ですし、それぞれの口調もそのまますぎて凄すぎます！これからも楽しみにしています！ (2016年3月28日 23時) (
レス) id: f06fc67b56 (このIDを非表示/違反報告)
さほ - 何度かリクエストを書いていただいたことがあり、とても嬉しかったです！次回作、まさに私が読みたいような内容なのでとても楽しみです！ (2016年3月24日 20時) (レス) id: 4b660b39fb (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - リクエスト書いてくれてありがとうございました！今までも先輩ネタ出てきて嬉しかったので次回作すごく楽しみです！！Part14まで多くのリクエストお疲れ様でした！ (2016年3月22日 23時) (レス) id: 3f0999aec9 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました！！大好きな作品のひとつになりました(^^)/ (2016年3月22日 14時) (レス) id: f906ffe324 (このIDを非表示/違反報告)
わんこ(プロフ) - 更新ありがとうございます(._.) これからも楽しみにしています^ ^ 自分のペースで、頑張ってください！ (2016年3月21日 12時) (レス) id: 9c56f82f34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2015年8月31日 22時
