社畜のドキドキ異世界召喚メモリー【twst】 (ページ4)

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社畜が3人ページ4

　
　
　
　
　
　
「あぁ……僕以外にも居たんだ…！！この世界に！！日本出身！！」

『日本出身だけど私何も言ってないんよ』

きゃーー！！！！と甲高い声で喜ぶ目の前のキューティクルな青年。アイドルでも前に居るんか。

一方、生命体は「また発作が来たんだゾ……」と呆れている。え、これよくあるの？？？

青年がひとしきり、1人で盛り上がった後に自己紹介をしてくれた。ついでに生命体も。

「すみません、取り乱し(すぎ)ました……。気を取り直してまして。僕は西宮ユウと申します。日本出身で16歳の男です！」

「オレ様はグリム！偉大なる大魔法士になる男なんだゾ！」

前者の西宮くんは別に変わりはないと思うんだけど、後者のグリムくん……え、魔法？？？

『いや、魔法て。私のはレヴィオーサ？？？』

「あなたのはレヴィオサー！じゃなくて！！世界線違います。」

この子多分ノリいいな()

え、てかハリーの世界線じゃないって、え、何。分かんないんだけど、無知すぎて恥ずかしッッ！！

勝手に恥ずかしくなっていたら青年が私の疑問を1から説明してくれた。

「えー、今僕たちが生存しているこの世界は地球でもなく、もちろん日本でもないツイステッドワンダーランド、という世界です。」

『ほうほう』

「このツイステッドワンダーランドの世界は、魔法が使える人と使えない人で別れています。よって魔法が使える人がその魔法を高めたりするために通う魔法学校があります。」

『把握把握』

「今、僕らがいるのはナイトレイブンカレッジ、通称NRCという1つ有名な魔法学校の古びた寮。みんなや僕はオンボロ寮と呼んでいます。」

『え、趣があって好きよ私は』

「最近愛着湧きまくりですね、僕は。えーっと、それで僕と貴女は日本から来た異世界召喚者。このグリムは魔獣なんですが、人の言葉が話せたりするため僕とペアで学生として認められてNRCに通っています。」

『いや逞しすぎないか、凄すぎる。』

「当たり前なんだゾ！」

「光栄です！えー、そして今朝の9:00なんですが学園長が学園の外に倒れている貴女を見つけまして、一旦ここに運んできている状態です。見つけたのが朝の5:00なので4時間くらい眠っていました。」

WOW…そのことの方が驚きだわ…ありがとう…合ったことない学園長。

え、てかこの子たちは大丈夫なのか。