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「此の程度、僕なら例え異能が無くとも朝飯前だ。」
「確かに朝飯食べてるような顔じゃ無いけどねェ。三食食べてるのかい?」
何故マフィアの人間である上に指名手配犯の僕に深入りする?
そんな疑問が芥川に浮かぶ。
ちら、と目を遣ると、金色の蝶がきらりと揺れていた。
「…其奴、其処らに投げときゃ善いさ、今に軍警が来て拐ってくよ。」
彼女の言葉通り、地下に複数人の足音が大きく響いた。
芥川は少し焦る様な素振りを見せてから、背中の男を床に落とした。
「そういやアンタ、不味いんじゃないか?だって、!?」
「貴様の云う通りだ女医。
然し、此の事態を招いたのは貴様である故。来い。」
与謝野が芥川の方を向き話し掛けた途端、芥川は彼女の腕を引き走り出した。
芥川は所詮、指名手配犯。
軍警に犯人もろとも引き渡されて仕舞っては元も子も無い。
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しゃる(プロフ) - いちごふらぺちーのさん» 本当ですか!マイナーなのでそう言って頂けて嬉しいです(*^^*)与芥承知しました(即答)w (2018年7月17日 22時) (レス) id: c8a40548e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごふらぺちーの(プロフ) - こんなcpがあったなんて!さいっこうです!いつか番外編などで与芥もお願いします! (2018年7月16日 23時) (レス) id: 35dddd0e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃる | 作成日時:2018年7月16日 14時