4話 ページ4
産屋敷邸から出るとたまたま無一郎君と甘露寺さんと出会った。
蜜摛「あー!冨岡さんの妹ちゃん!」
無一郎君と出かけに行く予定だったのだろうか。私と出会ってぴょんぴょんしながらこっちに来る。
『また会いましたね。2人でどこかに行くんですか?』
私がお館様から聞いた情報は甘露寺さんと伊黒さんが仲良いと聞いていた。
無一郎君の方を見るとすんっってしているけどなんかちょっと楽しそう。
蜜摛「そうなの!これから甘味処でお茶をいただこうと思って!もし良かったらAちゃんも一緒にどうかしら?」
無一郎くんも良いよねって聞く甘露寺さん。
別に良いですよという返事を聞いて、私は甘露寺さんに行きたいですと伝えた。
蜜摛「ここのお団子美味しいの!伊黒さんとよくくるんだけどね、あ、それとそれとおはぎも美味しいのよ!不死川さんここのおはぎ大好きでね!!」
甘味処に行って何を食べようか悩んでいると甘露寺さんはぺらぺら話し出した。
『たくさんあるんですね、どれも美味しそうです。無一郎君はどれにするか決まった?』
無一郎君の方をチラッと見るとお団子のセットみたいなのをずっと見ていた。
『あー…これにする?』
無一郎くんにお団子セットのやつを指差しながら聞いてみる。だけど無一郎君は首を横に振った
無一郎「僕これ食べきれる自信ないんで、それにこっちも少し気になってて…」
その少ししょぼんとする無一郎君が可愛くてつい甘やかしてしまう。
『なら、私がこのお団子のやつ頼むから半分こしよう?』
無一郎くんが2番目に指差したやつはお団子セットより少し量は少ないからきっと1人で食べきれる。
私はもともと来る予定はなかったからそんなにいらないのだ。
甘露寺さんはえっ、ってぐらい食べててびっくりした。
みんなで食べ終わってお店を出た。
蜜摛「美味しかったね〜!」
『そうですね。また来たいです』
無一郎「美味しかった。」
3人横に並んで幸せそうな顔をしながら歩いた。
蜜摛「それとずっと思ってたんだけどね!私敬語じゃなくても大丈夫だよ!蜜摛って呼んでほしいな!」
甘露寺さんからの急なお願い。蜜摛…少し抵抗あるなあ。と思っていたら、
無一郎「僕も無一郎で良いよ。」
無一郎君まで…
『うーん…なら蜜摛、と無一郎…?』
少し様子を伺うように少し上目遣いで見ると蜜摛と無一郎は目をキラキラさせていた。
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名無し79060号(プロフ) - 蜜璃ちゃんですよ 蜜摛になっています (2020年4月30日 0時) (レス) id: d9ea10242e (このIDを非表示/違反報告)
優雅 - ウミルエルさん» わぁぁぁ( ; ; )気づかずに書いてましたすいません今すぐ直します (2020年3月12日 1時) (レス) id: c2665b521a (このIDを非表示/違反報告)
ウミルエル - 親方様じゃなくてお館様です! (2020年3月11日 22時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優雅 | 作成日時:2020年3月10日 2時