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兄さんと出会ったのは私が6歳のときだった
兄さんは12歳だった
兄さんのお父さんと私のお父さんが友達で、兄さんの両親は出張が多かったから、遠いところに住んでいたけれどよく家に泊まりに来ていた
その日、歯車は狂い始めていた
ちょうど、我々国が外交に来る日だった
歓迎のパレードが開かれ、私たちは2人でそこに向かった
ni「もっと近くで見たい…ちょっと行ってくる!!」
『あっ…にいさん!!まってよぉ!!』
必死に追いかけると兄さんは大人達を押しのけ、前に出た
と、その拍子にバランスを崩したのが見えた
私が追いつくと
ガスマスクをした人が見えた
おそらく当時の我々国の幹部の人だったと思う
その人が兄さんを起こし、頭を撫でていた
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『ねぇ、にいさん、あのひとだれ？』
ni「…わからない。でも、かっこよかった」
『……そうだねぇ』
その時、ちょうど目の前にいた我々国の幹部らしき人が
"軍曹"!!もう少しゆっくり歩けよ!!というのが聞こえた
ガスマスクの人が振り返って「ごめん」のポーズをとる
『あのひとしゃべらないね』
ni「ぐんそう、我々国の、ぐんそうさん」
『ねぇにいさんA、おなかへった』
ni「A!!俺、俺ね、軍士官学校に入って、軍人になる！そんで我々国に行って我々軍に入るんだ！」
『…？』
ni「ごめんな､Aはまだ分からないか」
『わかんないけど、にいさんはかけっこも、おべんきょうも、なんでもできるから、その、ぐんじんに、なれるとおもう！』
ni「…ありがとな」
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兄さんの両親は突然亡くなった
戦争に巻き込まれたらしい
この時私は10歳だったが、10歳なりに戦争の残酷さを知った
彼は身寄りがなくなってしまったので、一緒に暮らすことになる
この時16歳の彼は軍士官学校に通っていた
成績はいつも1番で、A国の軍人と互角に渡り合えるくらいの強さを誇っていた
卒業したら我々国に行くんだ、といつも言っていた
だからこそA国総統に目をつけられたのだ
A国総統は、兄さんが卒業後我々国に移住しようとしていることを知ると優秀な人材の敵国への流出を防ぐため、まず私を人質に取ろうと考えた
だけど私も兄さんの義理の妹みたいなもの
行っているのは普通の学校だったが、成績は上位をキープしていた。運動もできた
つまり強かった
逃げることに成功したのだ
だけど
私の両親は囚われた
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ちーちゃん(プロフ) - larkさん» どうも変態です!!ありがとうございます！これからだんだんシリアスへと向かっていくと思いますがエチチねじ込みますので!!(えちいのが私自身好きなので^)よろしくお願いします！ (2021年1月10日 23時) (
レス) id: 28dc3646cc (このIDを非表示/違反報告)
lark(プロフ) - エチチチ系めっちゃ好きです 続き楽しみにしてます！ (2021年1月9日 21時) (レス) id: 2838eedcd2 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - もるさん» わー！1コメありがとうございます！好きだなんてｯ!!めっちゃモチベになります!!ありがとうございます！ (2021年1月2日 13時) (レス) id: 28dc3646cc (このIDを非表示/違反報告)
もる(プロフ) - ふぁん&すこです〜！！！今一気読みしたんですけどすきです！ (2021年1月2日 4時) (レス) id: d1254a47e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - コメントくれー！モチベー！！ (2020年12月29日 1時) (レス) id: 28dc3646cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちーちゃん | 作成日時：2020年11月29日 23時
