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○15 ページ20

you side


うぅ…、普通って難しい…



朝練も終わり、HRまでの時間
クラスの女の子達を見ながら女子高生を勉強中





?「ねぇ!私、高瀬菜美

よかったら友達にならない?」





前の席の女の子が振り返り話しかけてくれた




ショートヘアが印象的で
大人っぽくて綺麗な子




『もちろん!友達嬉しい!

ふふっ、これも青春って感じ!』




正直、転校してきてから遠巻きに見てくる人たちは
たくさんいたんだよね…

ここに来てからは倫くんとばっかいたし

倫くんをはじめ、バレー部のみなさんとの
交流ばっかだったしな…




菜「実はね?初日から話しかけたかったんだけど
角名とばっか話してたからタイミング
見失っちゃってね?」





『倫くんとは幼なじみでね!

こっちに来てからは倫くんに
頼ってばっかだったからなぁ…



一度しかない青春を楽しむために
転校してきたんだ!』






一度だけの青春は大好きな人の隣で…





菜「青春か…うん、いいね!





…ねぇ、もしかして角名のこと、好き?」






笑顔で聞いてくれていたと思ったら
耳元に近づいてそんなこと言うから
思わず赤くなる





それはもちろん、好きだよ…



倫くんは私の初恋だし、その気持ちは
今でも変わらない…






菜「表情見てたら分かっちゃった


"青春"に"恋愛"はつきものだもんね!
応援するよ、私は!」









_____




高瀬菜美



Aの前の席に座っている

ショートヘアの綺麗系




さっぱりした性格で
Aの恋は応援していく

○16→←○14



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作者名:しゃな | 作成日時:2021年2月12日 19時

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