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至side
『久々にいっぱいお出かけできましたし
皆さんともまた仲良くなれました！』
Aの部屋でベッドに並んで座り
今日一日を振り返りながら話をする
『今度、幸くんと莇くんとショッピング
行く約束したんです！
それからいづみさんとお茶する約束もしました！
ふふっ、楽しみがいっぱいです！』
これからの楽しみを指折り数えながら
嬉しそうに話してくれる
はぁ、俺の彼女、可愛い…
もう瞳キラキラしてるもん
至「何かあったら1番に俺を頼ってよ？
…それと他に目移りしたらヤキモチ妬くから」
正直、俺以外の名前出過ぎて
すでに嫉妬してるけど…
『ふふ、至さんのヤキモチ可愛い…
私はいつだって至さん一筋ですよ？』
Aが微笑みながら小さな手で
頭を撫でてくれた
ほんとAには敵わないなぁ
俺の些細な嫉妬も余裕の無さも
Aの言葉一つでスッと消えてしまう
俺にとってAは絶対的な存在なわけ
至「Aのそういうとこ、好き
俺のことすげぇ分かってるよね？」
抱き寄せて頬を撫でる
少しくすぐったそうに身を捩る
至「…愛してる」
そう言って微笑めば赤く染まるAが
可愛くてそのまま唇を重ねた
『…いじわるですね』
真っ赤な顔でそんなこと言われたら
止まれないよ？
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作者名：しゃな | 作成日時：2021年1月27日 10時
