茅ヶ崎至の彼女の話【A3!】 (ページ45)

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至side

『至さん…素敵ですね』

至「Aこそ似合ってるよ…

いつもより大人っぽくてすごくいいね」

頬を撫でるとくすぐったそうにでも
嬉しそうに笑ってくれる

『せっかくなので写真撮りましょう！』

至「じゃあ俺が撮るから貸して？

…ほら、もっと近づいて？」

Aからスマホを借りてインカメにする
肩を抱き寄せていつもより近づく

写真の中の2人は幸せそうに笑ってて
俺たちってこんな感じなんだなって嬉しくなった

『ありがとうございます！

へへ、これロック画面にしちゃお！』

至「俺にも送って？俺もするから」

お揃いのロック画面

帰ったら自慢してやろう…

それからは浴衣で綺麗な街並みを2人で歩く

たくさん話をしてたくさん写真を撮った

『んー！楽しかったですね！』

旅館に戻り早めの夕食

『せっかくだから少し飲んじゃいます！

…はい、至さん！どうぞ？』

夕食を食べながらAなお酌されながら
お酒飲むなんて贅沢だな

至「夕食食べたらお風呂入ろっか？

…せっかくだから一緒に入る？」

酔った勢いで目線は室内露天風呂

『…そう、ですね』

いつもなら恥ずかしがって断るのに…

『せっかくですもんね？』

赤く染まった頬はお酒のせい？

至「ふふっ、楽しみだね」