茅ヶ崎至の彼女の話【A3!】 (ページ41)

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『左京さん！これ、今月の食費と消耗品の
収支と内訳です！

それから、消耗品の在庫がこれです！』

左京「いつもすまねぇな、助かる」

月初は、こうして左京さんに
収支や在庫状況の方向をしてます

家計簿ってつけるの楽しいんだよね！
一人暮らしのときもやってたし

左京「あいつらも少しは見習ってもらいてぇな

それにしても見やすいな」

『こういうの好きで前からやってたので！

左京さんに褒めてもらえるのって
嬉しいですね！

なんだか学校の先生に褒められてるみたい』

しっかりしてて真面目だし
学校の先生っぽいよね、左京さん

左京「あんな悪ガキばっか
面倒みたくはねぇけどな？

…まぁ、お前みたいな生徒だったら
いいかもしれねぇな」

あまりにも優しく笑うから
少しびっくりしてしまった

至「あ、A！ここにいたんだ

…って、左京さん
うちの可愛い彼女、口説かないでもらえます？」

後ろから私を抱きしめながら
左京さんに話しかける至さん

左京「そんなんじゃねぇよ

それより茅ヶ崎！てめぇはいつもいつも…」

至「あ、やべ

行こ、A…これ、話長くなるやつだ」

左京さんがまだ話してる中、
私の手を引いて逃げ出す至さん

後で怒られちゃいそう…

至「Aが好きそうなケーキ買ったから
俺の部屋行こう？」

至さんからの甘いお誘いに頬が緩む

怒られる時は一緒に怒られよう