リク・彼氏兼SP ページ11
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今日はツアーの間日。
仕事終わり、
リハのあと事務所まで迎えに行く!
と張り切っていた壱馬を待っている。
本でも読んで待とうか、とオススメされた小説を取り出すと、何人かの足音が近づいてきた
「あっ、あの〜」
A「.......え、わたし、ですか?」
「うわ、まじで美人じゃんすげー」
「あ、俺ら雑誌見たんすよ! あの、受付嬢特集のやつ。」
A「あ、あぁ、あれですか…」
あの雑誌が出てから、こういうのが増えた。
声をかけてくれるのは有難いが、
正直.......この手の男性は苦手だ。
いや、下心も何も感じない人だってそりゃいるけど!
.....いるけど、そんなのはごく稀で。
しかも今は私一人。
もしもの事があったら何もできない自分に嫌気がさす。
「俺ら今から呑みなんですけど、良かったらどうすか??」
A「いえ、私待ち合わせしてるので.......」
「えー、もっと話し聞きたいなぁ〜」
「あ!連絡先!連絡先教えてくださいよ!!」
A「そ、それはさすがに…」
「えー、んなこと.............」
「あ?どしたおま.............」
ニヤニヤしていた2人の顔が一気に固まる。
目線の先....... 私の背後には、
キャップを目深に被り、黒いマスクをつけ、
鋭い眼光で2人を睨む 彼 の姿が。
壱馬「あんさぁ、これ俺のなんだけど。」
「ひっ.......」
壱馬「てか近えんだよ半径1m以内に入ってくんな。あと連絡先とか何考えてんの?嫌がってる女のメアド知って嬉しい?」
「え、えっと〜」
壱馬「次こいつが困るようなことしたら.......
マジ潰すから。」
「「 す、すみませんっした !! 」」
見た目だけでも凄い迫力なのに、
ドスの効いた低音の壱馬に圧倒され、
2人は夜の街へ消えていった。
2人が見えなくなってからすぐ、
腰に手を回され ぐっ と引き寄せられた。
壱馬「.......どこも触られてない?」
A「う、うん」
壱馬「.......よかった。」
力なく呟いた彼はマスクを顎まで下げて
ゆっくりおでこにキスを落とした。
A「ごめんね、いつも助けて貰ってばっか。」
壱馬「俺、一応彼氏だから。
ツアー中とか近くにいれない分、
こういう時は全力で守らせて。」
おねがい、と甘えるように呟くから、
守られるのも悪くないなんて思ってしまうんだ。
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ゆらら(プロフ) - しゃんさん» Googleで調べたら見れました(*´-`)手間かけましたほんとすみませんありがとうございます^_^( ; ; ) (2019年10月26日 15時) (レス) id: 2a1bcd5b7e (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - もえ(o´艸`)さん» そうなんですか!?もしかしたら年齢的な問題かもしれないですね(--;) せっかく探していただいたのにすみません! (2019年10月26日 15時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - コピーしても出てこないときはどうすればいいですか? (2019年10月26日 14時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - もえ(o´艸`)さん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/syan1syan4/?fcnew=1 1度これをコピーしてみてください!! (2019年10月26日 14時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - ゆららさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/syan1syan4/?fcnew=1 どうですかね!? (2019年10月26日 14時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃん | 作成日時:2019年2月15日 7時