検索窓

「なぁ青峰君、取り引きしようや」

空気の抜けたメゾソプラノの声で、まるで鼻唄でも歌う様に言ったその人が酷く弱っちいモノに見えた。


夜空を溶かし込んだ様な腰まである長い黒髪。


細めて笑っている様に見える吊り気味の狐目。

白い、いっそ透明なまでの肌。

淡い薄桃色の唇。

華奢な肩と細い腰、それに反して豊満な胸元。

真っ白いシャツのボタンをきちんと留めて、ネクタイもかっちり締めて、スカートは膝丈の優等生な着こなしも。


全部、心から好きだと思った。

本作品にはパスワードがかかっています。
パスワードを入力して作品を閲覧して下さい。
パスワードが不明の場合は作者の方にお問い合わせ下さい。
 パスワード:  
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もっつぁれら | 作成日時:2017年12月31日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。