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私の部屋でお茶会を始めてから、きりやんがBroooockに尋ねる。
Kr「他の皆は？」
Br「派閥に別れて、食堂と本の間」
Kr「マジでギスギスじゃん…」
A「責任の一端はきりやんにあるけどね」
私がそう言うと、きりやんは苦い顔をする。
Kr「俺、もう願い事はいいかなって思えてきたんだよね」
Br「ええ！？マジ？」
A「…いいの？」
願い事を知ってる私とすれば、きりやんの兆候はいいものなんだろうと思う。
それでも、まだここが閉城するまで時間はある。ゆっくり決めてもらいたいことではあった。
Kr「いいよ。まだ親父には何も伝えてないけど、もういい。
俺が辛かったってこと、分かってくれる人がいるだけで」
きりやんが私を見る。辛いことを分かってくれる人、って、私？
Kr「Broooockこそ、なんで願い事なくなっちゃったの？」
Br「んへへ、Aちゃんのおかげ」
A「あれを私のおかげととらえていいのか…」
甚だ疑問だ。
Kr「あれ？でもお前、派閥的にはこっち側だったよな」
そういえばそうだ。Broooockは願い事がないにもかかわらず、願いの鍵の権利を主張していたきりやん、きんときと同じ意見だった。
Br「だって、Aちゃんは叶えたい願い、あるんでしょう？」
A「えっ」
急に私の名前を出されて、どうしていいか分からなくなる。
叶えたい願い。それは勿論、今でも変わらずあった。
Kr「Aも何か、苦しいことがあるの？」
A「…うん、それを打開するために、願いの鍵を探してる」
願いの仔細は言わなかった。言えなかった。
Kr「…よし、俺も鍵探し、手伝うよ」
A「え、でも…」
Kr「Aが今苦しんでるなら、俺はそれを助けるために手を尽くしたいよ」
どこかで聞いたような台詞を言って、きりやんが立ち上がる。
Kr「よし、そうと決まれば…」
A「あ、その前に…」
Br「うん？」
私は教科書を出して笑う。
A「勉強の途中、だったでしょ。教えてください」
Br「勿論！あ、僕が英語教えてるからきりやんくんは鍵探しでもなんでも行っていいよ〜」
Kr「俺もここにいる！抜け駆けさせねえからなBroooock！！」
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ああああ(発狂)
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和日(プロフ) - アイビーさん» アイビー様、コメントありがとうございます。ワイテルズに興味を持っていただけて光栄です。作品の行く先を見守っていただければと思います。 (2023年2月2日 21時) (
レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 丸餅焼き林檎さん» 丸餅焼き林檎様、コメントありがとうございます。かがみの孤城が好きな方に楽しんで頂けて光栄です。完結まで定期的に更新予定なので、ご期待頂ければと思います。 (2023年2月2日 20時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
アイビー - かがみの孤城は前から見ていたけど、ワイテルズもこの作品でもっと好きになりました！ (2023年2月2日 20時) (レス) @page35 id: c6900beb80 (このIDを非表示/違反報告)
丸餅焼き林檎 - コメント失礼します。元々の小説かがみの孤城がとても好きで何回も読み返してる時期もあったんですよ…なので好きな実況者様でかがみの孤城パロはとてもありがたいです…！是非体調などにも気をつけて更新頑張ってほしいです、応援してます。 (2023年2月2日 18時) (レス) @page34 id: 3de321a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 夜月さん» 夜月様、コメントありがとうございます。私もかがみの孤城に衝撃を受けてこのパロを書き始めました。楽しんでいただけると幸いです。 (2023年2月1日 15時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和日 | 作成日時：2023年1月27日 18時
