90%対10%の君 (ページ4)

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｢……ジョゼフ?なんとか言いなさいな｣

｢こ、こうでもしなきゃ、Aと
ゲームできなかったんだ｣

｢えーと……Aとゲームをするには
条件が必要だったってことか
で、その条件が写真世界を禁止するってことだったのね｣

｢自分で決めたんだよ、
写真世界を使えない今、写真家ではないけど、
それでもやるかい?ウィラ｣

｢ええ、もちろん｣

これぐらいでいいか
あとは……ここから離れて解除だな

｢ウィラ、悪いのだけど、もう2人誘ってきてもらっても
いいかな｣

｢Aがたのみごとなんて珍しいわね
いいわよ、まかせて｣

｢ありがとう、ウィラ｣

ウィラが見えなくなったところで

スキル、解除

｢……あ、話せる｣

｢……もうちょっと黙ってたかったかな?｣

｢…いいや遠慮するよ、人からのイメージは気にするんだね
操られるということの意味もわかったよ｣

ああ、ゲーム前から疲れた

なんて無駄なことをしたんだろう
やはり私は馬鹿だね

｢そんなに気にしてはいないけれど
女性は怖いからね｣

｢君も女性だろうに｣

意味もない会話をしながら脚本の続きを考える

｢今回はどんなのを書いてるんだい?A｣

｢君には関係ないさ｣

｢いいや関係あるね、君の書く脚本は面白い｣

ここにきてから、約50冊はもう書いただろうか

｢まだここに来て１ヶ月もたってないというのに
1日に何冊書いてるのかね｣

｢平均2冊、そこまで書いてないよ｣

｢君は脚本のことになると無視しないんだね｣

｢本職だからね｣

｢じゃあバイバイ、ストーカー君｣

｢私はストーカーではないよ｣

｢私と話すためとかいってついてくるだろ｣

｢ちぇ、まあいいや。このゲームで私が勝ったら
ジョゼフと呼んでくれよ?｣

｢考えとこう｣

絶対呼ばないけどこう言っとかなきゃめんどくさい
私が勝ったらどうしようか

もう私とかかわらないでくれ

これでいいか

あ、思いついたこの人のセリフ
関わらないで
でいいか
ネタ貰えた。ラッキーだな