90%対10%の君 (ページ3)

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｢なんだ、そんなことでいいのか｣

そんなこと……?

君は写真を失ったら
誰より弱いハンターなのに

｢文句はないね｣

｢ああ、かまわないよ、ついでに引き止めるは、外してこよう｣

｢……好きにするといいさ｣

不気味だな

あの笑顔は、私を下に見ている時にするものだ

嫌な予感がするな
もっと条件をつければよかった

｢ところで他には誰を誘うのさ｣

｢ハハハ、そんなの知るわけないだろ、
集めといてくれ!!｣

｢あぁ?寝言は寝てからにしろ｣

私は他人とはあまり関わりがないんだ
関わる意味が無いしね

｢君の方が皆をよく知ってるだろう
私は名前も役職名も覚えてないんだ｣

｢確かに私の方が、皆のことは知ってるだろうが
君だって、他のサバイバーやハンターと仲良くなった方が
いいと思うよ、友達が私だけではつまらないだろう｣

｢誰がいつお前と友達になったんだかわからないね
君と関わった時間を返してくれ｣

｢それは無理だな〜｣

｢返してくれ｣

｢……怖いなぁAは、美しい顔がもったいないよ
時間は返せないが、かわりにこれをあげよう｣

わたされたのは

売店で売ってるきなこ味の大福アイス

私はこのアイスのミルク版が好きなのだが……

｢どうせならミルク版にしてくれよ
許さないけどさ｣

｢許してくれないのか〜……｣

そんな話をしていると

声をかけられた

｢これからゲームをするの?｣

……調香師だったかな、ウィラ・ナイエルって名前だと思

｢ああ、ウィラ｣

あってた。あれ?意外と知ってるじゃないか
私は馬鹿かな?

｢ゲームをするのよね、なら私も混ぜて写真家さん
あなたと1度ゲームをしたかったの｣

｢ウィラ、構わないけど、今回私は写真世界を使わないよ?｣

｢……は?じょ、冗談はやめてちょうだい写真家｣

｢冗談じゃないさ｣

｢は……はぁぁぁ?それじゃあ、あなた何もできないじゃない｣

いやー、困ったな
これで写真家がバラしたら
私がどうなることやら

しょうがない
使いたくなかったが

スキル、操り人形発動