30人目のお客様 ページ32
｢今時間はあるかしら、ヘレナ 一緒にゲームに行かない?
今のところのメンバーは、私、納棺師、占い師よ｣
｢それは珍しいメンバーね、特に二人は夜にゲームに参加しているのに
珍しいわ、興味がある、時間もあるし大丈夫よ｣
少し目を光らせてヘレナはゆっくりと本を戻し
私と共にゲーム待機室へと向かった
｢あ、Aさん それにヘレナさん｣
おそらく数十分待っていたであろう納棺師は明るくどこか優しい声で言った
その横には口を真っ直ぐに閉じている占い師、
またされたことで不機嫌なようだ
｢遅れてごめんなさい!探すのに手間取ったの、さぁ行きましょう｣
軽く謝罪を入れて一礼した、すぐにドアに手をかけてゲーム待機室に入る
ハンターは占い師が誘ったらしく納棺師もまだ誰か知らないそうだ
占い師のプレイ、納棺師のプレイが見れる、ということに対しての謎の緊張
誰がハンターでもたいして戦略は変わらないから、そこまで困らない
だからどうでもいいと言う考え、でもそれは間違っていた
ゲームがはじまって、ハンターはだれかなと思いつつ
目の前の暗号機を解読し始めた
開始数秒、ハンターが近くにいるというメッセージもなく
不思議に思ったヘレナはスキルを使用した
皆、周りを見回したがハンターのような影は一切見えなかった
ハンターが事故でゲームに参加できなかったのか
誰もがそう考えた、つぎの瞬間
私の目に、サバイバーが 寄生 されました というメッセージが
出てきた、それだけだった、
寄生型のハンターなど
聞いたことも無い、占い師は何をしたんだ?
いや、誰を誘ったんだ?私が知らないハンターが荘園にいるのか?
そんな考えがグルグルと頭を回った
意思疎通のためのアイコンのヘレナに紫のマークがついていた
これが寄生?どちらにせよハンターがヘレナの近くにいることは確かである
私はすぐに暗号機を終わらせ、次の暗号機へと向かった
これは占い師の誘ったハンター、占い師ならあの紫の
解除の仕方も、対策も知っている、
占い師が動くためには私たちが解読しないといけない
わたしにできることは、多分ないからだ
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ｻｸ子(プロフ) - はいねこさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月30日 1時) (
レス) id: 70d2c1f1b5 (このIDを非表示/違反報告)
はいねこ(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2019年1月30日 1時) (レス) id: 0538ab7912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸ子 | 作成日時：2019年1月29日 20時
