21人目のお客様 ページ22
私は昨日、謎の男に攻撃され、気絶した
目覚めた時にはベットの上で
当然痛みはないし怪我もない
あの男は
これ以上荘園について調べるな
そう言っていた
これ以上関わるのは危ないだろう
そう判断できる
そして同時に
忠告してきたということは
正解にかなり迫っていたという事だ
気になるけど
諦めるしかない
地下があったとしても
場所はわからないし
探しようがない
どうすることもできないので
とりあえず着替えようとおもい
床に足を着いた瞬間
ドアが勢いよく開いた
｢おはようなの!!｣
そこには目を輝かせているエマ
今日はなんかの記念日だっただろうか
驚いて硬直している私に
エマは話を続けた
｢今日、新しく【ホワイトサンド精神病院】っていう
ステージができるの!!｣
ああ、納得
｢それは楽しみね｣
｢だから一緒に見に行こうと思ってきた……の｣
エマは私の顔を見て固まった
あ、そうえばまだ化粧してないわ
あー……
｢え……と……?部屋間違えた……の?｣
いやいやあってます
｢えっと……でもその声は｣
素顔が残念すぎたかな……
｢……A、化粧した時より美人なの!!｣
｢え｣
1度も素顔を褒められたことは無かった
だから少し驚いたの
｢肌は雪みたいに白いし、目はパッチリとしてて、 綺麗な色……｣
照れるな……ここまで褒められると
｢化粧……なんでしてるの?｣
ああまあそうなるか
｢えっと……ただしたいからかな｣
｢勿体ないのー!!｣
｢いやでも仕事だしね｣
少し残念そうにしながら
｢部屋の外で待ってるの!!｣
と笑って部屋を出たエマ
私はすぐに化粧して
着替えて部屋を出た
｢あっ!!いつものAなの!!｣
うさぎのように笑って
私の手を引っ張りながら廊下を歩くエマ
気のせいか、いつもより少しだけ
力が入っていたわ
｢ここが……ホワイトサンド精神病院?｣
扉を開けるとそこは大きな館の室内になっていた
｢室内マップは初めてなの！｣
嬉しそうにはしゃぐエマ
私はそのエマの後ろに
泥棒がいることに気づいた
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ｻｸ子(プロフ) - はいねこさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月30日 1時) (
レス) id: 70d2c1f1b5 (このIDを非表示/違反報告)
はいねこ(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2019年1月30日 1時) (レス) id: 0538ab7912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸ子 | 作成日時：2019年1月29日 20時
