2人目のお客様 ページ2
パチリと目を開けて
目に入ったのは、薄暗い灰色の天井、
窓の外に目をやると
明るい空が広がっている
｢……あれ。朝?｣
｢ああ……そうか、昨日は
荘園の案内を庭師……エマさんにしてもらって
そのまま部屋に戻って疲れて寝ちゃったんだ……｣
いい朝だなぁ……そうゆったりと
考えながら服を変えて、軽い化粧をして
部屋を出た
部屋をでると庭師の女の子、
エマさんが迎えに来てくれた
｢おはようなの!｣
ちょっとびっくりした、ドアを開けたら
女の子がいるんだもの
｢お、おはようございます。｣
驚きながら返事を返す
｢どうしてここへ?｣
昨日一通り荘園のことは教えて貰ったし
なぜ彼女がここにいるのかわからなかった
｢朝ごはんを一緒に食べようと思ったの!｣
明るい、ひまわりのような笑顔で
彼女は言った
｢そう……ありがとう!エマさん!｣
まだここに来て二日目なのに
ごはんに誘ってもらえたのが
嬉しかった。
すぐに仲のいい子ができてよかった……
ホッ、と安心した
｢エマさんじゃなくていいの!｣
ちょっと怒ったように言われてびっくりしたので
すぐに返事をした
｢えっ、あ、エマちゃん?えっと……エマ?｣
焦って変な返事になってしまったけど
エマはうさぎのように可愛い笑顔を
見せてくれた
エマと一緒に朝ごはんを食べに、リビングに来た
｢Aは苦手なものがあるの?｣
｢いいえ、そんなに好き嫌いはないの
エマは?｣
｢一緒なの!｣
友達と共通点があるというのは
こんなにも嬉しいことなのね
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ｻｸ子(プロフ) - はいねこさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月30日 1時) (
レス) id: 70d2c1f1b5 (このIDを非表示/違反報告)
はいねこ(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2019年1月30日 1時) (レス) id: 0538ab7912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸ子 | 作成日時：2019年1月29日 20時
