エピソード７ 訓練兵団 ページ10
「……ふぁぁ…あれ？」
翌日の朝。Aはベットから起きると、首が痛かった。
どうやら寝付きが悪かったらしい。髪の毛もボサボサでいまいち寝た気がしなかった。
「どうしたよ？目の下くまできてるぜ？」
Aが食堂で朝食を食べていると、隣にローランスが座った。
「う〜ん……」
Aは悩む仕草をした、
だが、理由は知っている。昨日のリヴァイとの出来事だ。
「……昨日、何があったんだ？」
「えっ？」
「昨日の晩、お前が寮に帰ってきたのを見たんだ。
そのときの顔が、酷かったもんでな」
「何それ。酷くない？」
Aはため息をついたが、ローランスに話してみることにした。
話が長くなってしまった。皆ご飯を食べ終え、残っているのはふたりだけになっていた。
「は〜…なるほどね〜…」
ローランスはうんと頷いた。
そして、ぽんっと自分の胸を叩いた。
「そーいうことは、俺に任せろ！
彼女持ちの俺にな！」
「え、ローランスって彼女いるんだ…」
「ああ！けっこー可愛い」
「……っていうか、それ関係ある？」
「残念だけど、あるんだな〜」
まあ、それは置いといて…と言って、ローランスはAに向き直った。
「リヴァイ兵長って…
もしかして、お前のこと好きなんじゃねーの？」
「……はぁ？」
Aは何言ってんの？と言うように、呆れた。
「…リヴァイさん、私のこと嫌いだよ。
だって、いつも厳しいし怖いし…
…それに、あんな大事なことも話してくれなかったし…」
「それだよ！それ！
エルヴィン団長が言ったんだろ？
それを言ったら、今の付き合いができないって」
「うん」
普通の表情をしているAに、今度はローランスがため息をついた。
「…じゃあ言い方を変えてやる。
これから兵長にどう接する気だ？今までみたいに友達か？」
友達って訳じゃないけど…
Aは少し悩んで言った。
「…とりあえず、さん付け辞めて、兵長にする。
あと、忙しいだろうし会う回数………減らす…？」
なぜか語尾が疑問形になってしまった。
なぜか、『減らす』の言葉を素直に出せなかった。
「それが兵長は嫌だったんだって…」
「なんで？」
「馬鹿…」ﾎﾞｿｯ
まだ分かってないのか？と言うような目で見ている。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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