〃 ページ48
「…――っ……―いっ…
…おいお前っ！」
「……はっ！」
Aは誰かに揺さぶられ、目を覚ました。
目の前には…
「ど、ど、どちら様でしょうか…？」
「そりゃこっちの台詞だ！
知らねえやつが勝手に何してんだ！」
見知らぬ男がいた。このベットに寝ていたのだ。
白髪でなぜが口に包帯を巻いている。
「お前、マジで誰だよ？
ここは俺らリヴァイ班の……」
「うるせぇな…何かあったのかオルオ…」
聞き覚えのある声がした。
Aはピクッと反応し、閉まったカーテンの切れ目に目を向けた。
「あ、兵長！
何か変な女が入ってきて…」
…変な女とは失礼な。
「あ？そんなの追い出せばいいだろ…」
シャーっとカーテンが開いた。
すると、声の主が顔を出した。
「……リヴァイ…」
声の主はリヴァイだった。
「っ！…Aか…？」
Aはぎゅっとリヴァイに抱きついた。リヴァイもしっかりとAを抱き締める。
「リヴァイっ…！リヴァイっ…！」
「…ただいま」
Aは涙を流しながら、リヴァイの名前を何度も呼んだ。
「へ、兵長…まさかその人が…」
「ああ。こいつがAだ」
さっきまで声を荒げていた男が急に大人しくなった。
Aは不思議そうな顔をしながら、頭を傾げた。
「こいつが俺の班のオルオだ」
「す、すいません！まさか兵長の彼女とは知らずに…！」
「え、えっ！？そんなかしこまらないでください！
私なんてまだ若輩者ですし…！」
「兵長！どうかされましたか！？」
いつの間に病室に入って来たのか、女が立っていた。
「兵長、そのかたは？」
「おっしゃっていたAさんですか？」
そして、後ろからひょこっとふたりの男が顔を出した。
…この人たちがリヴァイ班…
「ああ。そうだ」
「やっぱり！
さすが兵長。訓練兵団の主席を手に入れるとは…！」
「それは違うなグンタ。
俺はそういう訳でこいつにした訳じゃねぇよ」
リヴァイが澄まし顔で言った。
「…A、屋上に行くぞ」
「う、うんっ…」
Aは涙を拭いて、リヴァイに手を引っ張られて行った。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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