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７時０２分。水路へ着いた。もちろん、リヴァイはすでに来ていた。
「遅れてすいません！」
「…………」
もうやだ…絶対怒ってる…
「…ほら、これ」
「え？」
リヴァイはばっと袋をAに差し出した。
受けとれと言っているらしく、Aは恐る恐る受け取った。
Aが中を見ると、温湿布が入っていた。
「昼間買ってきたやつだ。脹ら脛につけとけ」
「そうか…！そのために電車に乗ってたんですね！
でも、なんで別の道を行ったんですか？私も薬局だったのに…」
「っ…うるせぇよ。黙っとけ」
リヴァイはコツンAの頭にげんこつを落とした。
「ご、ごめんなさい…
ところで、何で知ってたんですか？」
「ハンジがぺらぺらと話してた。
訓練中にひどい攣りかたして可愛そうだったってな」
「ハンジの馬鹿…」ﾎﾞｿｯ
恥ずかしい…！
でも、私を心配してくれてたんだなぁ…
やっぱりリヴァイさんはいい人だ！
金魚鉢のチェックを受けた。
が、不思議と今日は怒られなかった。
「そろそろ時間だな…」
「あ、はい…」
「…もう金魚鉢は持ってこなくていい」
「はい……えっ？」
Aはリヴァイの言葉に驚いた。
「合格点をくれてやろう…
でも、立体起動がだめらしいな」
「はい…すいません…」
「謝ることじゃねぇ。誰にでも苦手はある。
で、偶然俺は立体起動が得意だ」
「まさか…」
「来週からこの時間は訓練にする。
徹底的に教え込んでやるから、期待しとけ」
そ、そんなぁ…！
Aは困った顔をした。が、断ったら絶対嫌われると思い、渋々承諾した。
「お手柔らかにお願いします…」
「それはどうだかな…」
リヴァイはAに向かって、ふっと笑った。
リヴァイがそのまま立ち去ろうとしたときだった。
Aがリヴァイを呼び止めた。
「あ、あの！ありがとうございました！昼間も！
あのときは本当に助かりました！かっこよかったです！」
…って、何を言ってるんだ私は！
リヴァイは少し固まってから言った。
「っ……ああ」
そして、そのまま帰ってしまった。
Aはその場に立ち尽くした。
「い、今…返事返してくれた…！」
たったこれだけのことが、Aにとってはすごく嬉しかった。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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