エピソード２４ 独り暮らし中 ページ36
訓練兵団で都心遠征があった。Aたちも遠征に参加し、今終わったばかりだ。
帰りの飛行機の時間まで、あと６時間ある。
だから、Aはストリートを訪れていた。
Aはあたりを見回した。○○特産！○○限定！など、Aを誘惑するようか言葉がたくさんある。
「ん〜どれにしよう？」
Aが悩んでいると、右側に、少しお高そうな店があった。どうやらブランドのスーツを売っているようだ。
Aは興味本心で店に入った。
「いらっしゃいませ」
入れば、いきなり店員にもてなされたA。
…さすがブランド店。
Aは驚き苦笑いした。
「今日はいかがなさいますか？プレゼントですか？」
「あ、いえ！私は少し見学に…」
…買わないのに、失礼なこと言っちゃったかな…？
そんなAの考えと裏腹に、店員はにこっと微笑した。
「わかりました。当店おすすめのデザインがあります。ご紹介致します」
「は、はい！」
再び微笑んだ店員に、Aはてくてくと付いて行った。
しばらくすれば、店員はある商品棚の前で止まった。ネクタイの棚だ。
「こちらの商品です」
そう言って、店員はひとつのネクタイを手に取った。
それは、ダークグレーに一本のストライプが入ったものだった。隅にはブランドのマークが入っている。
「…すごい……」
Aは何も知らないが、これを見たとき不思議な魅力に魅了された。
ブランドってすごいなぁ…
Aはしみじみと思った。
「こちらの商品、シルク１００％でございます。とても良い肌触りですよ。
大切な方への贈り物にいかがですか？」
「大切な…人…」
Aの頭に浮かんだのは、不器用で優しい、大切な恋人だった。
…そういえばリヴァイ、いつもシワひとつない綺麗なネクタイしてる…こだわってるのかな…？
「あの…お値段は…？」
「はい。こちらの商品、２７０００円です」
「に、２００００…」
Aはさっそく財布を見た。
…ギリギリある…かも…
Aはうー…と悩んで言った。
「…これください」
夜、Aは家に戻ってきた。
Aはハァとため息を吐き、リビングのソファに倒れた。
「……買っちゃったぁ」
丁寧に包装された箱のなかには、ブランドのネクタイが。
「…明日が楽しみ…！」
Aは疲れた顔で、うれしそうに笑った。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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