エピソード１６ 調査兵団社 ページ26
「…あの野郎…」
休日の朝。リヴァイの家に、ひとつの大きな荷物が届いた。
とてもとても大きな物だ。
「どこから情報を仕入れやがった…」
リヴァイは荷物を軽く睨んだ。
大きな荷物。それは……
「気が早ぇよクソが…」
ダブルベットだった。
そして、発送人の欄に『ケニー・アッカーマン』と書かれている。
リヴァイは呆れたように段ボールのガムテープを剥がし、寝室で組み立て始めた。
それから一時間くらいして、ようやくベットが完成した。
普段、敷き布団を敷いていたリヴァイの寝室は、ダブルベットが入ってもまだまだ余裕があった。
「……ふぅ…」
リヴァイは一息つくと、ドサッとベットに転がった。
…あのとき、Aに家に来てもいいと言ったが、いきなり寝室にダブルベットってのはな…
……引くな…
リヴァイは少し安心した。
リヴァイはそのまま、コロンと寝返った。
「…………」
…俺たち、付き合っているのか…
リヴァイは改めて実感した。
…病院じゃあ、軽快に付き合うと言ったがAはそれでよかったのか…？
リヴァイは少し心配でもあった。
リヴァイ自身からしっかりした告白ができなかったからだ。
「………はあ…」
…考えてもらちがあかねぇな…
リヴァイは起き上がり、ベランダに干してある布団を取り込みに行った。
部屋に戻ったリヴァイはAに電話をかけていた。
『…って大家さんが言ったの！
それでね！それでね！えっと…』
「ああ。それで、どうしたんだ？」
ついついAの言葉を待ってしまう。
一生懸命言葉を選んで話そうとするAが、とても愛しく思えた。
『……だったよ！』
「そうか…それはよかったじゃねぇか」
『うん！
…ありがとう話聞いてくれて』
「どうした、急に…」
Aは小さく言った。
『話したいことがいっぱいありすぎて…
でも、何て言えばわからなくて…』
リヴァイはふっと笑って言った。
「…なら、明日の午前家にいろ。わかったな？」
『え、ホント！？わかった！』
Aは電話越しでもわかるくらい、嬉しそうに言った。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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