エピソード１０ 訓練兵団 ページ14
Aたちは今から、立体起動の訓練を始めようとしていた。
いつものように教官が前に出て、今日の訓練のことを話し出した。
「えー今日の訓練だが、急遽私の用事が入ったため、特別教官の元で行ってもらう」
特別教官？
訓練兵全員が疑問を浮かべた。
すぐに教官はその場を離れて行った。
しばらくすると、後ろの森から微かに複数のガスの音が聞こえた。
誰かが立体起動装置を使って、こちらに向かって来ている。
その場にいた兵士は、全員が森に向いた。
森から出てきたのは…
「キャッホー！！」
「分隊長！それ以上進むと危険です！」
ハンジと、金髪の男だった。
Aはえっ！と驚いた。そして、その後も驚かざるおえなかった。
「ちっ…うるせぇな…」
あとから出てきた人物。それは…
「リヴァイ…さん……」
調査兵団社兵士長のリヴァイだった。
Aは反射的に、さっとうつむいた。
「みなさんこんにちは！
私は調査兵団社第４分隊長のハンジ・ゾエ」
「同じく調査兵団社副分隊長の、モブリット・バーナーです」
「今日は代理教官として来ました！どうぞよろしく！」
ハンジは愛想のいい笑顔で言った。
リヴァイの自己紹介がなかったが
、全員聞かずとも分かっていた。
調査兵団社特別作戦班所属リヴァイ兵士長。ひとりで一個団体並の実力を持つという、人類最強の兵士。
そんな人がここにいるなんて、皆信じられないという顔だった。
「さっそくだけど、今日は３つ班に別れてもらうよ！
その班は私たちのほうで決めて来た。
実力で別けた訳ではないから、あんまり気にしないでね」
ハンジのこの言葉に、Aはえっと反応してしまった。
……もしかして、リヴァイさんが私のことを選んでくれたかもしれない…！
…いや、私を選んでいてほしい！
Aは刹那に祈った。
「じゃあ私の班から！
まずは、ローランス・ドゥール！」
いきなりローランスが呼ばれた。
ローランスは慌てて返事をして、ハンジの前へ行った。
「次ー！サマー・ラウン！ダール・レート！それから……」
次々と兵士の名前が呼ばれていく。
…私の名前がありませんように！
Aは心の中で祈り続けていた。
「……レイチェル・ブルース！以上！」
よかった！呼ばれなかった！
Aは心の中で歓喜した。
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蒼李(プロフ) - カナさん» はいそんな感じです(笑)すいません、小説にできなくて… (2014年11月7日 20時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 蒼李さん» ありがとうございます！！コミックと同じですね！！ (2014年11月6日 16時) (レス) id: 89cb74bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» リヴァイが小さいとき、一緒に暮らしていたといわれていますが、まだくわしくはわかっていないんです…(コミック派なので…)ですから、ケニー的には『自称リヴァイの父』リヴァイ的には『何か危ないおっさん』って感じにしようとしていました(笑)この程度です！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - カナさん» ああっ！忘れていました！(泣)本当に申し訳ございません！(泣)では、こちらで…。(ネタバレ)原作は読んでいらっしゃいますか？ケニーは原作でも登場します。『切り裂きケニー』と呼ばれています。大量殺人鬼なんです。 (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！まりあさんにはいつも助けていただきました！感謝が尽きません！本当にありがとうございます！また次のお話で会えることを願っています！ (2014年11月5日 23時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
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