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186☆暗転 ページ36

「ぺろ〜〜〜ん」


辺りにはまがまがしい妖気が立ち込めている中、似合わない少し間の抜けた声と共にケータ達は到着した。


「ありがとう、うんがいきょう!」

「じゃ、お父さん!女郎蜘蛛を!」

「ケータ、女郎蜘蛛ワンパン!だぜー!」

皆の士気が上がっていき、戦う雰囲気が整う。


「よし、じゃあ行くよ!」

声援に押され、ケータは微笑んで敵の方向を振り向いた。


一方、女郎蜘蛛も何者かがやっていた事を声で悟り、ぐるりと振り向いた。



二人の視線が絡む。





凍りついたのは無論ケータ。


「ねぇウィスパー、あれなんて妖怪?」

「女郎蜘蛛なんじゃないでウィスか?」



ケータは二、三回まばたきをした。


「女郎、蜘蛛?」

合わせたように女郎蜘蛛はニタリと笑った。


「あれが女郎蜘蛛……。って無理無理無理!話と違うじゃん!」


「お話通りでウィスよ!どっからどうみても女郎蜘蛛でウィス!」

「一体どの辺が女子力高めのいたずら好き妖怪なの!?」

なぜこうなったのかをふと察したウィスパーが頭をかいた。

「俺、あんなの倒せないよっていうかなんで一人で倒せると思ったの!?」

「ま、大丈夫でウィス、サクッといっちゃってなくださいなケータ君」

なぜか急にかっこいい声になるウィスパー。




と、身軽く言い争う二人のもとに、女郎蜘蛛の糸のような攻撃が飛んできた。


まるで、何も音が聞こえていないように。

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ひか(プロフ) - にゃんこさん» わ、コメントありがとうございます!!ケースケ君の前世、私も本当気になります!犬種とか!(そこじゃない)あと、あの朱夏様がエサあげたり、散歩させたりしている姿がちらついて……尊い。そうだ、にゃんこさんの作品も、読ませて頂いています!ケース犬……。 (2023年3月13日 12時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ケースケくんの前世がほしい...(シャドサの亡霊)...あ、すいませんでした。面白かったです!! (2023年3月7日 17時) (レス) @page24 id: 3e9c7f1354 (このIDを非表示/違反報告)
T - こちらこそ!(*´∇`)面白い作品なので何回でも読めます! (2021年6月6日 11時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Tさん» ありがとうございます!久しぶりのコメントだったのでメチャクチャ嬉しいです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
T - 読んでてとても面白いです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひか | 作成日時:2021年3月2日 18時

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