守るべき人 ③ (ページ17)

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沢山翔くんを甘やかして

沢山翔くんとキスをして、

もっと愛し合いたかったけど

お互い我慢出来て偉い ... 。

翔くんは明日も早いからと

さっき渋々帰って行った。

俺はと言うと、要件は伝えられず

明日事務所に行くとだけ言われている。

何時もだったら

要件も教えてくれるから変な感じ。

まぁ、何かの打ち合わせだろうと

特に深く考える事も無く

家に着いた翔くんとLINEをしつつ

今日の夢の様な出来事を思い出しながら

寝る準備を進めた。

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マネージャーの車で事務所に来た。

伝えられた部屋に入ると

既に着いてスマホを弄ってる亀と中丸。

「はよ。」

「おはよ～」

「おはよ、

　今日何するか聞いてる？」

「いや、何も」

「やっぱそうなんだ

　誰も何も知らないって何、ドッキリ？笑」

「えっ、カメラ有る？」

急に立ち上がってカメラを探し出す中丸。

無えだろうよ。笑

ん～、にしても謎だな。

取り敢えず空いてる席に座って

暇を持て余していると

部屋に入ってきた俺等のマネージャー。

「お待たせしました」

「ねえ、俺等今日何も聞いてないよ」

「サプライズなので

　秘密にさせていただいてました」

「「「サプライズ？」」」

「はい。此方をご覧下さい」

マネージャーから渡された封筒。

封を開けたら " 招待状 " と書かれた

シンプルだけどお洒落な便箋。

2つ折りにされた招待状を開いてみると

嵐の大晦日のライブへの招待状だった。

「え ... 此れ、如何言う事？」

「其処に書いてある通り、

　嵐さんからの招待状です」

「カウントダウンは？」

「コロナの関係も有って、

　年男が居るグループだけ例年通り生放送で

　他は収録で放送する事になりまして」

「嗚呼、そう言う事ね」

「なので今日は招待状のお渡しと

　カウントダウンの打ち合わせです」

成程、納得。

昨日の翔くんのあれは此の事だったのか。

打ち合わせの準備の為に

部屋を出て行ったマネージャー。

「俺まで貰って良いのかな」

「良いから渡されたんだろ？」

「上田と中丸はさ、

　それぞれ仲良い先輩が居るけど

　俺正直そんなに深い関わりは無いし」

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