22 主人公side ページ23
リッパー｢つまりは、貴方の能力は仲間が座らされている時、1度だけ攻撃を耐えると｣
A｢あんまり言いたくないけどね〜好きだから教えちゃう｣
リッパー｢相変わらず変わった方ですね貴方｣
A｢リッパーさん程は変わってないよ｣
リッパー｢それは褒められているんですか？｣
A｢え？｣
ダウンした私を起き上がらせることなく全身の痛みを感じながら自分の能力について話す
リッパーは私の目線に合うように屈んでくれているが、なんというか、こんな近くで見ると分かるがかなり大きい体に少し恐怖を感じる
A(動かしてる時は好きだったけど、こう目の前にいると怖いな)
リッパー｢しかし厄介ですね。短気なピエロ君が怒り狂いながら帰ってくる姿がもう想像できます｣
考えるように顎に手を添える仕草をし、それを止めたかと思うと私を風船に括りつけた
優鬼と聞けば抵抗する気は無いため、そのままじっとしているが何だこの感覚…ふわふわもしないけど、けどふわふわしている感覚。変な感じだ
リッパー｢抵抗しないんですか｣
A｢だって諦めるって言ったから。私が飛んでも他の人を逃がしてくれるんでしょ？｣
彼は大きいため息を吐いた
リッパー｢貴方人を信用し過ぎるのやめた方が良いのでは？｣
A｢リッパーさんだから、信じるんだよ｣
リッパー｢先程から口説かれていますね私は｣
A｢いや別に口説いてないよ｣
リッパー｢照れ隠しですか？｣
A｢なんで私が照れるの｣
風船状態のままリッパーは歩き続け降ろされる気配はない
心音がするから隠れたのか物陰にいる仲間とちらっと目が合ったが
完全に引かれている…何やってんだお前という視線を感じた
良いじゃないかこの試合勝てるんだからそんな目で私を見ないでやめちくり
その後特に話すことも無く互いに無言で風船に括られたままステージを歩き続ける
その後無事にすべての解読が終わったのか大きいブザーの音が響き渡るがリッパーは興味無さそうに相変わらず歩き続けているが正直何がしたいのかわからない
仲間達も私が椅子に縛り付けられないと考えたのかササッと逃げてくれた
A｢リッパーさーんみんな逃げたよ、私も逃がして｣
リッパー｢貴方、名前は？なんというのです｣
A｢私？Aだよ、A・オースティン｣
リッパー｢Aさんですね覚えておきましょう｣
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イルカは居るか(プロフ) - 三日月さん» ワァーー！とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります！頑張っちゃいます！ (2019年8月20日 15時) (
レス) id: fd1ff8d4cc (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
イルカは居るか(プロフ) - マルゴト苺さん» アーーー！ありがとうございます！気づきませんでした汗！すぐに直します！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: d4951d3408 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 初コメ失礼します。イライ君とリッパーさんの絡み方凄く好きです！それと「必ずお読みください」でエウリュディケ荘園がエウリュディケ×2荘園になってます…！(小声)更新頑張ってください！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 5d5ff2d8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカは居るか | 作成日時：2019年8月8日 20時
