21 主人公side ページ22
い、いやいや！！すまないとか思うならその手を退けてくださいよ！心臓が持たない死んでしまう
A｢あの、恥ずかしいんだけど…｣
きっと今の私は顔が真っ赤なのだろうか、顔が熱いのを感じる
そんな私の様子を見て直ぐに手を引き、何かと思えば笑い出した
イライ｢あぁすまない…意外と君はピュアなんだね｣
A｢…………はい？？？？｣
何この人。人の頬に手を添えて雰囲気を作っておいて、意外と君はピュアなんだね〜だと？なんだと梟男許さんぞ
私は若干怒りながらもガンガンと強めに暗号機を叩くも彼は気付いた様子はない
けどイライ君の顔付きは先程よりも柔らかくなっていて口元は少し笑っている
A(なんだ…意外と元気そうじゃん。意外と)
今のところトレイシー達も捕まってはいないようだし、どちらかふたりがチェイスを頑張ってくれているのだろうか
けれどそのような信号はないし…と思いながらも暗号機が9割ほど、つきそうな時に不快な心音はやってきた
A｢リッパーが来たんだ。私は大丈夫だからイライ君は逃げて！｣
イライ｢な！馬鹿なことを言うな！私がチェイスしよう｣
A｢大丈夫！きっとやれる！いいから見ててよ！ナワーブたちのところに行って！ガンガン暗号機を進めて！｣
イライ｢しかし…｣
A｢大丈夫だから！もし失敗したら、その時また新しい作戦を考えようね！｣
バイバーイとイライ君に手を振り、リッパーの注意を私に向ける
リッパー｢また貴方ですか｣
A｢どう？魅力的な子鼠は！追いかけたくなるでしょ？その刃で私に血を飾ってみな！！｣
自分でもこんな言葉が出るのか、と思うほどの挑発の言葉がスラスラと出てくる
透明化したリッパーは嫌いだ
だからこそ、その嫌いさを克服する為にもチェイスを挑んだ
が
リッパー｢………｣
A｢………………なんだよ…笑えよ！！｣
あんなにも格好つけたにも関わらず即死
あぁ、頭がグラグラするし全身は火傷したように辛い
とても動ける状態ではなかった
あんなにイライ君にカッコつけたのに
ヤビャイ…イライ君に怒られちゃう。
リッパー｢まあいいでしょう。あなたもこの試合が初めてですからね。諦めます｣
A｢え？｣
リッパー｢丁度、あなたとお話もしたかったですし｣
A｢ヤダ私モテ期？｣
リッパー｢幸せな脳を持ってらっしゃる方で｣
A｢おい｣
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イルカは居るか(プロフ) - 三日月さん» ワァーー！とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります！頑張っちゃいます！ (2019年8月20日 15時) (
レス) id: fd1ff8d4cc (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
イルカは居るか(プロフ) - マルゴト苺さん» アーーー！ありがとうございます！気づきませんでした汗！すぐに直します！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: d4951d3408 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 初コメ失礼します。イライ君とリッパーさんの絡み方凄く好きです！それと「必ずお読みください」でエウリュディケ荘園がエウリュディケ×2荘園になってます…！(小声)更新頑張ってください！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 5d5ff2d8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカは居るか | 作成日時：2019年8月8日 20時
