月牙の鬼

十七話「京」NOside ページ26

蒼咲家一行が京へ帰還した一週間後＿＿＿＿＿＿＿


佐奈「ただいまーー！！我が故郷！！！」

将軍とそよ姫の護衛として真選組が京へ来ていた
それと…

神楽「銀ちゃん、あそこ行きたいアル」

新八「神楽ちゃん、それは後でね」

銀時「ああ〜めんどくせー」

土方「なんでてめぇらもいんだよ！！！！！」

万事屋もこの護衛に参加させられた

それは一週間前のこと、細かく言うと蒼咲家一行が京へ帰った翌日のこと＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

近藤「えぇ皆聞いてくれ！先日来られた蒼咲家の当主代理人が将軍様にある式典のお誘いがあったらしい」

沖田「式典？」

佐奈「私から説明します！この時期になると、私達蒼咲家は月光祭という式典があるんです。月光祭では月の光を浴びながらご先祖さまに私達の身の安全と命を繋ぐことを願う大事な式典なんです」

土方「その式典は今まで将軍様は何度も行っていたらしい。だが今じゃ京も幕府の力も弱くなっているらしいため俺達が護衛する事になった」

近藤「皆気を引き締めて行うように！では解散！！」

そう言った後次々と隊員達は解散した

佐奈「あの…」

そう言って佐奈が手を挙げた

土方「どうした？」

佐奈「もしかしたらその日鬼兵隊がくる可能性があるという事なので気をつけてください！」

近藤「何？鬼兵隊が？」

佐奈「はい！何故かわかりませんが毎年鬼兵隊の目撃情報が結構あるらしいんですよね…」

沖田「まぁとりあえず気をつけた方がいい見たいですねぃ」

そう言って皆頷いた

そして何故万事屋が来たかと言うと

銀時「俺らは新八の付き添いなんだよ」

沖田「メガネの？」

銀時「その月光祭でいろんなアーティストが出るらしくその中に寺門通が出るんだとよ」

佐奈「あぁ〜たしかそうでしたね｡今年はいま急上昇の寺門通を呼ぶって兄が言ってましたもんね〜」

新八「お兄さんが？」

佐奈「うん！私の家兄が3人と姉が2人の６人兄妹なの！その兄のうちの2番目が寺門通のファンだから父に頼んで招待したんだって｡」

皆思った､いや権力使うなよと


作中

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