十四話「赤い弾丸」華side ページ20
朝になり、私達は支度を整え町に来た
華「お母さん！香織姉！輝兄！早く早く！！」
貴女『はいはい、ほんと若い子は元気ね〜』←29歳
香織「母上…まだ貴女も十分若いですよ…」
輝「その前に華、お前は俺達の側にいろ、昨日みたいになったら困る」
華「はーい」
そう言って私はお母さんに近づいた
するとお母さんは私の手を握ってくれた
華「！」
貴女『今日はめーいっぱい甘えて構わないからね？お母さん、ちゃんと側にいるから』
嬉しかった
お母さんと今日はずっと一緒に居られるから
その後甘味奄美に行ったり、お洋服を買ったりして、凄く楽しかった
時間はあっという間に過ぎた
今は宿に戻ろうとしている所
輝「姉さん、それ持つから」
香織「大丈夫よ、これくらい」
そう言いながら私達は歩いてると
ドンっ
華「わっ」
人にぶつかってしまった
華「ご、ごめんなさい」
？「いや、気にしないで下さいっス」
そう女の人が言った
？「では」
華「あ、はい！」
そう言ってお母さん達の方を向けると三人とも目を見開いていた
華「どうしたの？」
香織「…華さっきの人の事は覚えておきなさい」
そう冷たい目で言っていた
その後は宿に戻ってそのまま夜道の中で蒼咲家へと帰った
あの女の人
金髪の女の人だった、よくよく思い出してみたら銃を持っていた
てことは、攘夷浪士か
そして何処かで見たことがあるような気がした、それが思い出した
赤い弾丸 来島また子
あの鬼兵隊の人間
でもなんであの女に香織姉は冷たい目をしたのだろうか？
華「香織姉、なんであの女の人を覚えておいた方がいいの？」
香織姉はチラッとお母さんの方を見た
それに気付いたお母さんは良いと言うように頷いた
香織「…華、貴女の頭の回転の速さならあの女の人の正体はわかっているはずよね？」
華「うん、来島また子でしょ？」
香織「その通り、なんで覚えておいた方がいいのかはね、あの人は
私達の父の仲間だから」
華「…えっ」
つまり、それって…
来島また子と仲間なら鬼兵隊
そして銀時さんから聞いた話では父は鬼兵隊の人間
左目を無くした人
そして、輝兄と凄く似ている容姿
貴女『華、貴女ならもう父親が分かったはずよ？銀時からも聞いたはず……分かったでしょ？貴女達の父親は過激派攘夷浪士
高杉晋助よ』
何も言葉が出なかった
戸惑いと驚きで頭がいっぱいになった
それと同時に香織姉があんな目をした理由が理解出来た
十五話「似ている」また子side→←十三話「互いの立場」ＮＯside
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姫華(プロフ) - とても素敵です！これからも頑張って下さい。更新楽しみにしています (2019年6月12日 21時) (
レス) id: c5633e9a43 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - ワンピースの小説、頑張って下さい！こちらが再開するのも待ってます。 (2019年2月25日 1時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シエル | 作成日時：2019年1月21日 17時
