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十話「母のこと」華side ページ16

華「私はずっとあの家に居なきゃいけない、彼処の子供だから、でも…私は自由に生きたい、そして人生の中でもしかしたら無理かもしれない、だけど一度だけでいいから父に会ってみたい」

初めてだった
こんな風に本音を出したのは
だって怖かったから、本音を言ったらお母さんに見捨てられそうで

銀時「…それはお前の母親は知ってるのか?、もしも知らないのなら本音を言ったらどうだ?」

華「!?でも…」

銀時「あいつならわかってくれるさ」

え…

華「銀時さんって母とお会いになったことがあるんですか!?」

銀時「ああ、攘夷戦争でな」

攘夷戦争……!
だったら父のことも知ってるの!?

華「銀時さん!当時のこと教えて下さい!母と父の昔のこと!私知りたいです!」

銀時「構わねぇが、お前今真選組全体から探されているから、真選組にまで送る、そこに着くまで教えてやる」

華「.*・゚(*º∀º*).゚・*.有難うございます!」

そして私と神楽ちゃんと新八さんと銀時さんは真選組に向かうまで昔のことを銀時さんから教えて貰った
お母さんと初めて会った時のこと、お父さんと喧嘩をしてたこと、香織姉と会った時のこと、輝兄と志織姉と晋輝兄が生まれた時のこと

色々教えてくれてたら真選組の前に着いた
そしてそこにはよく知っている人達がいた

「「「「華!!!」」」」

皆が私に駆け寄って来た

香織「華!大丈夫だった!?」

輝「華!心配したぞ!?」

佐奈「華ちゃん!!無事で良かった!」

澪「華!大丈夫だったか!?怪我とかないか!?」

華「大丈夫だよ!怪我もしてないから」

そして奥からお母さんが歩いて来て、私の前に立ち、屈んで私と同じ目線に合わせた

貴女『…怪我はないみたいね、心配したわ』

華「…ごめんなさい」

そう言うとお母さんは私を抱きしめた

貴女『よかった…ほんとによかった…貴女が見つからなかったら私、立ち直れなかったわ…』

そう、震えた声で言われて改めて思った

私はいろんな人から愛されているのだと

佐奈「ほんとに銀さん有難う、助かったよ」

銀時「いいや気にすんな、その代わり今度なんか奢れよ」

あ、そうだ御礼言わないと

華「銀時さん!有難うございました!!」

銀時「おう」

そう言って私はお母さん達の方を向くと香織姉も輝兄もお母さんも驚いた顔をしていた

十一話「思わぬ人との再会」香織side→←九話「本音」華side



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姫華(プロフ) - とても素敵です!これからも頑張って下さい。更新楽しみにしています (2019年6月12日 21時) (レス) id: c5633e9a43 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - ワンピースの小説、頑張って下さい!こちらが再開するのも待ってます。 (2019年2月25日 1時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シエル | 作成日時:2019年1月21日 17時

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