#悪くないじゃん。 ページ17
《TH side》
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とりあえず、Aとジミナが仲良く?喋ってくれてて良かった。
だってジミナ、来て早々不機嫌だったから。
まあ、俺のせいでもあるんだけど。
とりあえず、喋ってくれただけ一安心。
でも一番ほっとしてることは、Aが会った時より表情が柔らかけなったってこと。
最初に会った時は、なんだか顔が強ばっててオーラもツンツンしてたけど、今はそのツンツンしたオーラも強ばった表情も無くなって、全体的に柔らかい雰囲気になったと思う。
本当に良かった。
TH「改めて紹介すると、こっちがAでこっちに居るのがジミン!二人共、仲良くねっ!」
「「まあ、ぼちぼちね。」」
TH「おー!息ぴったりっ。笑」
そんな俺の言葉にAはクスクス笑ってて、ジミナはなんとも言えない顔をして、溜息をついた。
JM「で、これから何するか決めてあるの?」
TH「いや、全く。ジミナに会わせたいって事だけ考えてたから。」
だろうねと言わんばかりの呆れ顔で、また溜息をつくジミナ。
だって、本当にジミナに会わせることだけ考えてたからその後のことは全く考えてなかった。
重い空気を見兼ねたAが喋り始めた。
「ねぇ、クレープ食べない?」
JM「は?」
TH「え?」
「あれ?クレープ嫌いとか?てか甘いもの嫌いだった?」
TH「いや、寧ろ好きだけど。」
「ジミンくんは?」
JM「別に嫌いじゃないけど。」
「じゃ。決定だね〜!」
行こうって言いながら俺とジミナの腕を引くA。
突然のことで驚くジミナと、妙に冷静な俺。
あぁ、こう言うこと普通に出来ちゃうAは、モテて来たんだろうなって。
その証拠に、Aに興味のないジミナでさえ、照れてるんだから。
そんなことを思いながらAに視点を変えれば、一人でブツブツ言いながら何かを考えているみたい。
JM「テヒョナ〜。」
TH「ん?何?」
JM「いつになったらこの腕解放してくれるかな。」
TH「…さあ?俺は別にこのままでもいいけどね〜。嫌だったら自分で言いなよ。」
JM「やー!言えないから困ってんだよぉ!!」
TH「何で?」
するとジミナはそっぽを向いて
JM「…あんなに楽しそうにしてたら、言いづらいじゃん。水刺すみたいでさ、、。」
参ったなーなんて言いながら頭を搔くジミナ。
ジミナが親友で良かったなとつくづく思い知らされる今日この頃。
困るジミナ、楽しそうなA、微笑む俺。
悪くないじゃん。笑
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オルペン - スゴい続き気になります!更新して下さ〜い。お願いします!応援してます。 (2020年11月12日 11時) (レス) id: 3689c96340 (このIDを非表示/違反報告)
緒花(プロフ) - 黄金マンネペンさん» 作品読んで頂きありがとうございますっ!そう言ってもらえて嬉しいです(^^)不定期にはなりますが更新していきますので、これからもよろしくお願います! (2019年6月5日 11時) (レス) id: 3039915623 (このIDを非表示/違反報告)
黄金マンネペン - ムッさ続きキニナリマース!待ってマース。応援シテマース! (2019年6月1日 20時) (レス) id: d815984773 (このIDを非表示/違反報告)
緒花(プロフ) - はるな様 作品を読んで頂き、ありがとうございますっ!とても嬉しいですし、作品を書く上で励みになります(^^)今後とも応援して下さると、幸いです! (2018年4月16日 18時) (レス) id: 3039915623 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 毎度お話読ませて貰っております!とても面白いです!更新待ってます! (2018年4月16日 13時) (レス) id: d1f0d3c313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緒花 | 作成日時:2018年3月8日 8時