１０−貴女side ページ10
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風磨から電話がかかって来て
迎えに行くからって……
こんなところに来て、迷惑かけて
私、本当に重荷
A「もう……帰りたい…」
また、目の前が涙で滲んで
ハンカチを取り出そうとバッグの中に手を入れた
-ｶｻｶｻｯ
紙に手が当たる
取り出すと、朝、風磨が置いていってくれた手紙
朝は、これを読みながら小学生の修学旅行じゃないんだからなんて
笑えてたのに
小学生だって、こんな迷惑かけないよ
『楽しめよ』って
風磨が居ないと楽しめなかったよ？
綺麗な夜景も
風磨と一緒に見なきゃ
輝かないよ？
でもね…
あんなにたくさんの人の心を動かす風磨の側に
私みたいなのが
居たらダメじゃないかな？
きっと、迷惑をかけてしまうだけの存在になる…
風磨「Aっ！」
A「ふぅ……ま…」
風磨「とにかく、タクシーに乗って！」
A「……はぃ…」
風磨の目、怒ってる
こんだけ心配かけたんだから、当然なんだけど
タクシーの中で何も話さない風磨が
握り締めてくれてる手が温かくて優しくて
さっきまで感じていた孤独感から少し解放された
宿泊先のホテルに着いて
風磨「エレベーターの近くで待ってて」
私は、風磨がチェックインするのをエレベーター近くで待った
小さく手招きされて、一緒にエレベーターに乗って部屋に向かう
風磨は一言も喋らない
怒りからなのか
私に呆れてるのか
-ｶﾁｬ
キーロックの解除音と同時に
風磨が扉を開いて
素早く手を引っ張って、私を中に引き込んだ
風磨「なぁ、側に居ていいのかな？って、なんだよ！」
見た事がない風磨の気迫に
後ずさりしたら壁に追い込まれて
風磨の両手が顔の両サイドを通りすぎて壁を突いた
前後左右囲まれて
逃げられない
風磨「俺から……離れたいって事？」
風磨の顔
見た事がないくらいに、悲しそうな顔
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ふましょLOVE - 番号消せてますかね？ (2016年4月19日 8時) (
レス) id: deb06369b4 (このIDを非表示/違反報告)
ふましょLOVE - よろしくお願いします (2016年4月18日 20時) (レス) id: deb06369b4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖｼｶ(プロフ) - ふましょLOVEさん» ふましょLOVEさん、またまた返事が遅くなってしまいました(^^;体調を崩してました(^_^;)娘たちはまだ面識がないので、私で良かったらLINE追加させて頂きますね(*^▽^*) (2016年4月18日 13時) (レス) id: b73c08a4d2 (このIDを非表示/違反報告)
ふましょLOVE - シンママさんですか！大丈夫ですよ！なんなら娘さんともLINEしたいです！ (2016年4月14日 19時) (レス) id: deb06369b4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖｼｶ(プロフ) - ふましょLOVEさん» ふましょLOVEさん、私、二人の娘を持つアラフォーのシンママですが、私が相手で大丈夫(^_^;)？きっとうちの娘ぐらいの歳なんじゃない……って不安になって(^^;一応、番号は控えてありますので、個人情報だし１度消した方が安全かもです！返事遅くなってごめんなさい！ (2016年4月13日 23時) (レス) id: b73c08a4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾖｼｶ | 作成日時：2014年7月29日 17時
