ろーく ページ6
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相葉side
「相葉さんおはよう!」
相「おはよう」
生徒たちに挨拶をしながら校舎の中に入る
その時にちらっと見える閉鎖されたプールを見てなんだか悲しくなった
優「お願いします!」
松本「男子バレー部ね...別に作るのはいいんだけど今までサッカーやバスケにバドミントンと色々と作っては部員が集まらずに廃部になってきただろ
まずは部員を集めてから申請してくれないとこっちとしても受け入れられないんだよ」
あ...また優斗来てる
...ここは男子運動部がないからね
優「だったら水泳部は?
水泳部なら部員が1人でも練習できるでしょ?」
松本「いや...あのねうちのプールは閉鎖中なの
それに...教えられる人がいないだろ」
相「だったら俺が顧問になりますよ!
昔は水泳やってたので!
あ...水泳というかシンクロなんですが...」
え...なんかまずいこと言った?
周りの先生たちに白けた目で見られてるんだけど...
大「水泳部ね...いいんじゃない?
たしか今日転校してくる子達...水泳の強豪校の藤田(ふじた)高校だよ!
あ! しかもこの子達全員元水泳部だって...部員になってくれるんじゃない...?」
優「やったー!」
とりあえず...水泳部作れたんだよな?
嬉しさと勢いで顧問になるとか言っちゃったけど俺で大丈夫なのかな...?
俺...顧問の経験とかないから
とりあえず優斗と一緒にプールに向かうも目の前には悲惨な光景が...
相「うわっ...これはすごい」
井「相葉さん!」
相「あ! 瑞稀くん」
井「これ...! お借りしてた本読み終わったので返します!
ところで...何してるんですか?」
相「新しい部活に男子水泳部を創設したんだ
藤田高校からの転校生も来るらしいし...だからプールを綺麗にしようと思ってさ」
瑞稀くんの目が急に変わった
あれ...?瑞稀くん水泳に興味があるのかな?
井「藤田高校って...すっごく名門な進学校じゃないですか!
たしか...東大に進学した人たちも沢山いるとか...」
優「うわっ...何それ!
頭も良くて水泳もできる...超すげぇ!」
そんなにすごい人がなんでうちの学校に...?
猪「なぁ! ウチの超最強コンビが傷だらけで倒れてたって!
アイツら倒せるやつなんていたっけ...?」
井「案外その転校生だっりして...変なとこ怪我してるし」
瑞稀くんの視線の先には人集りがあってその中心に転校生...
なるほど...問題児だったから藤田高校にいられなくなった...だったらこんな変な時期にうちの高校に来る理由も説明がつく
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作者名：春季 | 作成日時：2022年2月20日 14時
