にーじゅはち ページ28
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貴久side
貴「ねぇ...条件聞いてくれる?」
優「条件?もし聞かなかったら...?」
貴「えー...じゃあ俺出ない」
優「聞く! なんでも聞くよ!」
やべっ...この人面白い(笑)
俺...そこまで性格悪くないよ
1度やると言ったことはちゃんとやり遂げるタイプだし
なめられないようにちょっとからかってみただけ
普通なら怒るよね?...優しい人だな
貴「じゃあさ優斗くんのパン屋さん...?でバイトさせてよ」
優「え...そんなことでいいの!?てかバイトしてくれるの?」
貴「うん...ぇ...いいの?」
高橋「もちろん! 雄一だって喜んでくれるよ!」
やっぱり変な人
俺ねやっぱりこのままじゃ嫌だ...
守られてばっかでなんかいや
だからバイトしてお金稼いで...光一に家賃くらいは払えるようになりたい
でも俺...体が弱いから
慶ちゃんとシゲに内緒でこの2日間色んなところで採用試験を受けに行ったけど俺の体のことを知って全部門前払い...
だからどうせダメだろうな...と思い駄目元で聞いてみるとまさかのOK
貴「...ほんとに?ほんとにいいの?」
優「うちでよければ!」
成「貴久! 水着買ってきたよ」
貴「ありがとう!
...悪いけど恥ずかしいから慶ちゃんとシゲ以外は出ていって」
タイミングがいいのか悪いのか水着を買ってきてくれた相葉先生と慶ちゃんとシゲ
でもこのままじゃ着替えられない...
こんな体...他人に見せたらひかれるから
恥ずかしいとか適当なこと言って更衣室を出ていってもらう
その時に優斗くんにだけ聞こえるようにありがとうとバイトの件...慶ちゃんとシゲには内緒にしてと伝えた
成「貴久...ほんとにやるの?」
貴「...やらなきゃ拉致あかないでしょ?
今日だけ...今日だけだから
祐也も...今日だけなら...許してくれるよね...?」
慶「...無理はしないでよ」
貴「...ん」
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作者名:春季 | 作成日時:2022年2月20日 14時