にーじゅご ページ25
･
慎「優斗可哀想...大会くらい出てあげればいいじゃん
エースだったんだろ?何が不満なんだよ...」
成「...こっちの気持ち分かんないでしょ?」
慎「じゃあ優斗の気持ちは分かるの?
あいつだって水泳部創設させるために頑張ってだろ?
お前らが行かなかったら棄権扱いなるよ
大野さんが無理言って枠を増やしてもらったのに棄権とか...そんなことになったら学校の評価はガタ落ち
その時に周りの生徒はなんて言うかな...?
お前らのことを責めるんじゃない
優斗だってまたみんなにいじめられるかもしれないよ?いいのかよ...」
ムカついて慎太郎くんを睨みつける
成「言いたいこと言わせとけば...何?
僕らが責められる?やりたきゃやればいい
言葉だけのいじめならなんとも思わねぇよ
そんなの慣れてるし...
優斗だって自業自得だろ...いじめられるったって別にあんくらいでへこたれるほどあいつは弱くないだろ
それに...水泳部の問題だろ?俺らには関係ない
大体...俺らには断る自由もないわけ?...意味わかんね」
慎「いいよなお前らは逃げられて...
東京の学校で何があったのか知らないけどここに来たってことは結局何かから逃げてきたんだろ?
ニューヨークに行かないことだってそう...日本に残りたいなんて言い訳でどうせ逃げてるだけ
それで何...?水泳からも逃げる?
お前ら何だったら本気でできるわけ?...逃げるだけなんてかっこ悪」
成「...かっこ悪くていいよ
お前らに僕らの気持ちが分かるわけないしわかってほしくもない
勝手に勘違いして...期待してんのはそっちだろ
僕らは何もしてないし関係ない...
逃げるとか逃げないとかそんなのどうでもいい
言いたければ周りは言いたい放題言えばいい...とにかく俺らは水泳大会なんて出るつもりないから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春季 | 作成日時：2022年2月20日 14時
