じゅーよん ページ14
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慎太郎side
今日は部活も休みで学校が終わったあとに友達と話しながら帰宅
あれ...?僕の前を歩いているのは転校生の子達だよな
あの人たち...なんか面白いんだよな
でもそれは見ている分では...ってことで関わりたいとは思わない
それなのに...なぜ?
僕の家の前にこの人たちがいるんだ?
聞くと光一は蓮見兄弟のおじらしい
え...?僕...この人たちと一緒に住むの?
てかそんなこと聞いてないよ!
なんでそんな大事なこと教えてくれなかったんだよ...
洗濯物を取り込んでいた兄の竜也に文句を言った
慎「アイツらと一緒に住むってどういうこと!?
そんな話聞いてないし僕は納得してない!」
竜「んな事言ったって決まったことだししょうがねぇだろ
てか俺だって光一からさっき聞いたばっかなんだからな」
慎「絶対にヤダ!
出てってもらえよ」
竜「お前な...ムチャ言うなよ
そしたらあの子たちどこに行けばいいんだよ
それに慎太郎は生まれた頃からここにいるから実感ないかもしれねぇけどここは光一の家なの
俺らは住まわせてもらってる身...我儘言うと出てかなきゃいけないのは蓮見兄弟じゃなくて俺らだよ」
呆れた顔して言う竜也にムカついた
でも言ってることは正論で反論できない
くそっ...
うちは家を借りている身だから食事･洗濯･掃除などの家事は小早志家ですることになっている
光一は...任せてられないもん(苦笑)
てことは必然的にこの兄弟の身の回りの世話もすることになる...絶対に無理だ
よし...なるべく関わらないように頑張ろう
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作者名：春季 | 作成日時：2022年2月20日 14時
