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増田side
小「もぅ! 2人ともいきなり院内学級を飛び出すからアイツの話を僕が聞かないといけなくなったじゃん」
増「んぅ...ごめんね
でもさ...どーせ小山も話聞いてなかったんでしょ?」
加「そうそう! いつも漫画本読んでばかりだもんな」
小「あれ...?バレた?」
小山が授業放棄してるとはいえ院内学級に残ってたから授業は一応いつも通り行われたみたい
帰ってきたあとに場を明るくするためか軽く文句言われたけど...どーせあの人の話を聞いてなかったんでしょ
しばらく3人で楽しく話をしていた
加「...ちょっと外の空気吸ってくるわ」
増「...加藤さん?」
加「なーにそんな不安そうな顔してんの(笑)
吸入終わったんだからもういいでしょ!
俺はマッスーみたいに強くないから1人で抱え込まないし問題児でもないからすぐに帰ってくるよ
だから大丈夫! 心配すんな」
...うそだ
いつもの加藤さんじゃないもん
分かっていてもそれ以上は何も言うことができなかった
加藤さん...俺は強くなんかないよ?
弱いんだ...嫌われるのが怖いから強がってるだけ
結局弱い俺は何も言えずに加藤さんは病室を出ていった
小山は鈍感だから加藤さんの変化に全然気付いてなかったんだけど...
それから数分後に廊下を走ってる人の足音が聞こえてきたかと思えばそれは俺らの病室前でとまった
何事かと思って入口に顔を向けるとあの人がいた
増「...なんの用?また傷つけに来たの?そんなことしたら俺...許さないよ」
有「...っごめん!
なんにも知らないで無責任なこと言って傷つけて...本当にごめん」
いや...そう言われましても
この人が言ったことに傷ついたのは俺じゃないんだけど...
増「...謝る相手は俺じゃないでしょ?
小山は...?許すの?」
小「僕は別に...加藤さんほどは傷ついてないよ
...元々から受験なんて諦めついてたからね」
...小山ってほんと優しいよね
争い事が苦手ってこと知ってる俺はこの言葉が本当かどうか分からないけど小山がそういうのならいいのかも...
増「...加藤さんなら屋上
行くんだったら軽率な発言だけはやめてね」
有「分かった! ありがとう」
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春季(プロフ) - モフルン様､Ｋ様コメントありがとうございます｡風を感じて2については編集中のためパスワードをかけさせていただいていましたがただいま外させていただきました｡作品に興味をもっていただきありがとうございます! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします (2023年2月6日 0時) (
レス) id: 5f9a9db329 (このIDを非表示/違反報告)
K - 同じく風を感じて2のパスワードを教えてください (2023年1月28日 15時) (レス) @page27 id: 643891db52 (このIDを非表示/違反報告)
モフルン(プロフ) - すいません風を感じて2のパスワードを教えてくれませんかお願いします🙇♂️ (2023年1月27日 18時) (レス) id: 2da9da3493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春季 | 作成日時：2021年12月2日 18時
