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加藤side
アイツに言われた言葉が引っかかっていて...なんか1人になりたくなった
特に何かをするというわけでもなくしばらく屋上でぼーっとしていた
急に誰かが屋上にやってきて俺に近付いてくる
横目にその人を見るとアイツだった
何...?またなんか言いに来たの?
加「...なんか用?
言っとくけど俺...オマエのこと信じてねぇから
悪いけどアンタの授業受けるくらいなら自分で勉強した方がマシ
だから俺は明日から院内学級なんて行かないから」
有「加藤さん...軽率な発言して傷つけてしまってごめん」
何を言い出すかと思えばいきなり謝れられて...思っていたことと全く違う行動をとられて俺の方が驚いた
加「別に...そんなの一部に過ぎないから
多分...アンタが思ってるほど俺はあの発言には傷ついてないよ」
これは本当のこと
だって...俺はもう何もかも諦めがついているから
加「俺さムカついてるんだ
アンタだけじゃない...何もかもにムカついてる
私立が退学になったことも...アンタのこともそうだけどそれだけじゃない
病気なこと...そのせいで制限がかかってること...何もかもが嫌だ
もう何のために生きているのかも分からないんだ...」
有「...笑うため...じゃないかな...?」
1度出てきた言葉は引っ込んでくれなくてなんでかコイツに本心をぶちまいていた
最悪...1番信用してないヤツに本音を言うなんて...
しかもその答えも最悪だ...
笑うため...?意味分かんねぇよ
加「笑う?どうやって?
俺らは明日生きていられるかもわかんないんだよ
いつ死ぬか分からない...そんな恐怖と闘いながら笑えって...そんなの無理だろ」
有「だったら俺が笑わせてやる!
絶対にお前らを笑顔にしてやる
だからさ...なんかよくわかんないけど...覚悟しとけよ!」
...やっぱコイツ意味わかんね
でも不思議とさっきまでみたいなイラつきは感じなかった
俺...こんなヤツを信用しようとしているのか...?
自分の気持ちなのに意味が分からなくなってきた
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春季(プロフ) - モフルン様、K様コメントありがとうございます。風を感じて2については編集中のためパスワードをかけさせていただいていましたがただいま外させていただきました。作品に興味をもっていただきありがとうございます! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします (2023年2月6日 0時) (レス) id: 5f9a9db329 (このIDを非表示/違反報告)
K - 同じく風を感じて2のパスワードを教えてください (2023年1月28日 15時) (レス) @page27 id: 643891db52 (このIDを非表示/違反報告)
モフルン(プロフ) - すいません風を感じて2のパスワードを教えてくれませんかお願いします🙇♂️ (2023年1月27日 18時) (レス) id: 2da9da3493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春季 | 作成日時:2021年12月2日 18時