true love…5 ページ7
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「Aちゃん、帰らないの？」
「あ〜うん、ちょっとね……葵ちゃんは部活だよね？ 頑張ってね」
「うん、ありがとう！ また明日ね」
「またね」
クラスメイトが、どんどん教室をあとにする。
そして、ついに私ひとりになった。
違う、違うから。
狩屋くんを待ってるわけじゃない。……まだ、帰りたくない。ただそれだけ。
そうだ、すこし寝よう。それで、目が覚めたら帰ればいいんだ。
私は机に突っ伏し、すぐに眠りに落ちた。
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「……ほら」
「うん……」
すっと差し出された手を、私は握る。
隣にいる彼の顔を見ようとするけど、夕日が眩しくて、よく見えない。
「……あのさ」
彼が、立ち止まり、私も止まる。
「キス、してもいい？」
「え？！」
いきなりそんなことを言われ、私は「嫌」と言おうとした。
けど、金縛りにあったかのように動けない。
唇が、どんどん近づいていく。
もう、だめ……
「ん……」
ぴったりとくっついた。なのに、感触がしない。
もしかして、これは……夢……？
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「んん……」
「起きた」
「きゃあ！」
目の前に、狩屋くんの顔があった。驚いて、椅子から落ちそうになる。
「残念、いまキスしてあげよっかなって思ってたのに」
「冗談はやめて！」
私は立ち上がり、教室を出ようとした――――
ドンッ！
大きな音がして、目の前には狩屋くんの腕があった。
これは、いわゆる壁ドンというやつで。
体の向きを変えたら、触れてしまいそうな距離だ。
「……本気だって言ってるじゃん。……A」
「狩屋く……」
頬に触れられて、私は気づいた。
あの夢に出てきたのはきっと、狩屋くんだ。
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恋星(プロフ) - ひいいいキュンキュンしました！！！とっても面白かったです（ ; ; ） (2017年1月5日 19時) (
レス) id: 8ed0130e52 (このIDを非表示/違反報告)
にょあ(プロフ) - 真夏日さん» アドバイスありがとうございます!! もっとレベルアップするために頑張ります！ (2015年11月3日 14時) (レス) id: 7ebc89cc0c (このIDを非表示/違反報告)
真夏日 - なんか短縮しすぎじゃないですか？ 付き合ってからのその後の日常を描くともっといいシリーズになると思います！ 例えばトラブル起こしてみたり…。 でも構成はとても良いですよ！ ・・・・・ これはあくまでもアドバイスですよ？ 応援してます☆ (2015年4月5日 23時) (レス) id: 643386df29 (このIDを非表示/違反報告)
にょあ(プロフ) - 和樹(元ゆずらんぷ)@アキちゃん大大大好き！！！さん» またまたコメントありがとうございます＾＾褒められるとテンション上がります（≧▽≦）嬉しいです！ (2014年5月6日 13時) (レス) id: 1ca1660501 (このIDを非表示/違反報告)
和樹(元ゆずらんぷ)@アキちゃん大大大好き！！！(プロフ) - にょあさんの作品素晴らしいです！蘭ちゃんのも見に行きます！マサニャンありがとうです！ (2014年5月6日 10時) (レス) id: 228f6e24af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にょあ | 作成日時：2014年4月27日 22時
