我々軍の司令塔 (ページ20)

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16話ページ20

ランスside

グ「さぁ、諸君！只今より入団者の発表を行う！」

会場中が湧いた。でも、クリムはグルッペン様をただ見ているだけだった。

グ「発表はオスマンからしてもらう」
オ「はい、オスマンです。皆さん、昨日はお疲れ様でした。入団者は1人1人我々が話し合い決めました。発表方法はその者の名前、そして所属部隊を発表します。…では、発表していきます。」

オスマン様が発表していき、喜ぶ者もいれば、まだ期待を膨らましている者もいる。中には合格したが自分が所属した部隊が希望とは違い複雑な心境の者もいるだろう。

オ「続いて、クリム！所属部隊は…指揮部隊！クリム隊長の部隊だ！」

周りがざわつく。それもそうだ。うちの部隊はゾム様の諜報部隊と同じく限られた人員しか入れない。指揮もとるし、いざとなったら戦う。そこそこ特殊だ。
…本人は少し驚いている。合格したとしてもほかの部隊と思っていたのかな？

グ「ハハハ！やはりこの反応か！」
兄「ほんまにあの子大丈夫か？」
グ「問題ないゾ！」
兄「問題あるから言ってるんやけど！？」

その後も入団者の発表は続いた。
今回は、平均一部隊に6人ぐらい入った。
まぁまぁか。…まぁ、うちは1人だけど。1人で十分。
さて、新人を迎えに行こっと！

ラ「クリムですよね？今日から貴方の所属する指揮部隊の隊長を務めています。ランスです！よろしくお願いしますね？」
ク「は、はい、よろしくお願いします。」
ラ「早速、部隊について説明します。その後少しお話があります。」
ク「わ、分かりました。」
ラ「では、こちらへどうぞ。」

城内の案内を兼ねて部隊の説明をしていく。

ラ「本当はこの部隊には幹部がいたのを知っていますか？」
ク「…はい。A様ですよね？」
ラ「はい。あの人は本当に素晴らしかったんですよ？」
ク「ｯそ、そうなんですか。」
ラ「ｸｽｯはい。あの人以上の上司なんていません」
ク「…＿＿＿＿＿い」
ラ「？何か？」
ク「い、いえ！」
ラ「ここが俺の部屋です。何かあればここに」
ク「は、はい」

クリムはさっきから動揺しまくっている。

ラ「…いつまでその状態でいるつもりですか？」
ク「え？」

俺はクリムを部屋に入れた。

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この小説で最近思う事、ランスとショッピ君キャラ被ってない？大丈夫？

誰か文才分けて？

13話と15話少しだけ台詞の変更があります。