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朝、目を覚ますと、落ち着く香りに包まれた
まだ、実感しきれてないけど、
紫耀の家に1週間だけだけど、暮らせることになって
紫耀とも、一緒にいることが出来る
昨日、あんなことを聞かされるって思ってなくて
精神的に、少しつらかった
紫耀「A、ご飯何食べる?」
黒いサラサラの髪を、セットせずに流していた彼が
キッチンから聞いてきた
「紫耀は何食べるの?」
紫耀「え?俺は〜
サンドイッチかな?」
ニコニコしながら、彼はそう答えた
「じゃあ、私も一緒にするっ」
私が、紫耀のことを見つめながらそう言うと、
紫耀は少し照れた表情で、
紫耀「はいよっ」
と言った
紫耀が作ってくれたサンドイッチは、私の好きなものばかりが挟まっていた
紫耀「Aサンドイッチだもん」
と言って、私の気分をあげてくれる
紫耀の笑顔を見ると、私も心の底から笑顔になれる
ずっと、このまま2人で笑っていれたらいいな、
なんて、昔はよく思っていた
でも、この紫耀の命にも限りがあって
いつか見られなくなってしまう時が来るっていうことを思うと
もうすべて忘れてしまいたくなる――――
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作者名:マロン x他1人 | 作成日時:2019年10月13日 2時