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ある日の夜中、廉がいつもよりとても早い時間で帰ってきた
「――あれ?今日は早いね!」
私が玄関まで迎いに行くと、廉はぐたっと壁にもたれかかっていた
廉「…ただいま
ちょっと早く終わってん」
彼はそう言うと、少し息を切らしながら、
家の中へ入って行った
なぜか、足を引きずりながら歩いているような気がした
そのまま、廉の後をついて行くと、
廉は力が抜けたようにソファに座った
廉「A…」
廉の顔が、とても赤くなっていた
私の腕を掴んでいる廉の手が、とても熱かった
廉「…はぁ、
今日はもう寝てええかな…」
今すぐにでも閉じそうな瞳で、そう言われて、すぐに首を縦に振った
廉が私に頭ポンポンをしてから、ベッドに向かった
でも、歩き方が明らかにおかしい
なぜか、息も切れてるし…
「廉…?
熱あるんじゃない…?」
私は、恐る恐る廉にそう言った
廉は少し嫌がっていたけど、私が無理矢理体温計を脇に挟ませて
体温を測った結果、
――38.9℃もあった…
「ちょっと廉!!
熱あるって!
病院行こう!!」
夜中も診察してくれる病院に、廉を頑張って連れて行って、
診察してもらった結果、
廉「はぁ?
インフルエンザ…?
久しぶりやわ…」
廉はインフルエンザになってしまっていた
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作者名:マロン x他1人 | 作成日時:2019年10月13日 2時