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銀時はそのまま晋助さんの膝の上に乗っかり
彼の読んでいる新聞に爪を立てている
『銀時
晋助さんの邪魔しちゃダメだよ』
おいで、と言っても
彼はブスブスと新聞に爪を突き刺し始めた
心無しか、銀時の顔がワルに見える
『おい銀時
てめェ拾ってやった恩を忘れたか』
『拾ったんですか?』
てっきり、誰かから譲り受けたのかと思っていた
『あァ
ここから少し離れた公園でな』
そうなんですか、と相槌を返して
晋助さんの元から銀時を抱き上げる
そして、そのままソファの上に乗っけた
『銀時、悪いことしてると今日のおやつは無しだからね』
もう新聞に爪立てちゃダメだよ、と彼の頭を撫でる
気持ち良さそうにするから、そのまま撫で続けてしまいそうになり
こういう所が彼に甘いのかな、と考えてしまうのだ
……晋助さんのご飯!!
はっと気付いて早足でキッチンに戻れば
お味噌汁は沸騰間近であった
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◆戦場の椿姫◆ - 凄い…めっちゃ面白いです! (2017年8月18日 22時) (レス) id: 3e81e6a0f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - とっても面白くて素敵でした! (2017年7月26日 20時) (レス) id: 5545c4c878 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - サックさん» ありがとうございます。続編もよかったらご覧下さい (2017年1月21日 10時) (レス) id: 3f6c97711d (このIDを非表示/違反報告)
サック - とてもおもしろかったです (2017年1月18日 10時) (レス) id: bbfa3cd782 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 銀皐月さん» 読みました!いつもありがとうございます!とても励まされます!! (2017年1月17日 17時) (レス) id: 3f6c97711d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2016年12月22日 19時