検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:131,732 hit

第57話 ページ27

レームに来て今日でちょうど1ヶ月

この1ヶ月は友好関係の向上を中心にしながら

レームの歴史を調べていた

シェヘラザード様に頼みこみ

レームの歴史が書かれている書物を借り

中庭で読んでいる最中

私の後ろから人の気配がしたので

貴「ティトス?それとも…ミュロン?」

仲の良い友の名前を呼びながら振り向くと

ムー「残念ですがどちらでもありません。私ですよ、A」

思ったよりムー様の顔が近くにあり

少し距離を取るために一歩後ろに下がる

貴「ムー様でしたか…お久しぶりですね。一体どちらに?」

たしかムー様のお姿は

2週間前から見かけていない

ムー「そんなことより、ティトス様とミュロンは呼び捨てなのにどうして私だけ様付けなんですか?」

答えは帰ってこずに質問されてしまった

貴「ムー様はご貴族なのでしょう?様付けは当然のことかと」

読みかけの書物を閉じる

ムー「それを言うなら貴方は皇女ですよ。しかも、ティトス様とミュロンも私と同じ貴族です」

花壇の石枠に腰を掛けると隣にムー様が座る

貴「レームでは私はただの留学生。ムー様はレームのご貴族様です。…ティトスとミュロンはお友達ですから」

友達と言う言葉を強調していうと

ムー「では私もAの友達にしていただけませんか?貴方と仲良くなりたいので」

ムー様はそう言いながら

手を差し伸べてきたけど

貴「本心を見せてくれなきゃお友達にはなれませんよ?」

私の言葉を聞いて一瞬動きが止まった

貴「私は貴公子のムー・アキレウスではなく、本当のムー・アキレウスが見たいのです」

ムー様の口元には笑みが浮かんでいた

ムー「では私も貴方の本性が見たい」

その言葉で2人でほほ笑みあい

手を引かれながらムー様の部屋に向かう

第58話→←第56話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
設定タグ:マギ , 煌帝国
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

爾ャ亜(プロフ) - ホッピーさん» ご指摘ありがとうございます。1度間違えると全て間違ってしまうので教えて頂き感謝します (2015年10月26日 16時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 楽しく読ませてもらってます。ですが、一つだけ訂正を。アキレウスではなく、アレキウスです。 (2015年10月26日 16時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 頭蓋骨アルバートさん» ありがとうございます!更新なかなかできないですが、頑張りますっ! (2014年11月16日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
頭蓋骨アルバート - おもしろいです!まえまえから楽しまに読ませてもらっています!!主人公ちゃんの性格とか結構すきです!これからも頑張ってください! (2014年11月16日 22時) (レス) id: c37582f3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 骸爛髄さん» ありがとうございます(∩∀`*)キャッ頑張ります(*`ω´*) (2014年10月26日 11時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月26日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。