【マギ】練家の末娘２

第５１話 ページ21

紅明side

部屋に戻ってみるとAが居たので一安心

ですが…

炎「A…隣の奴は誰だ？」

Aの隣には知らない子が居た


貴方side

シェヘラザード様にちょっと

待っててと言われて待っていると

綺麗な男の子が入ってきた

シェ「この子がティトスよ」

顔はシェヘラザード様に似ている

貴「ティトス...？初めましてAです」

軽く会釈する

ティ「ティトス…アレキウスだ｣

部屋に入ってきてから

１度もこちらを見てくれない

シェ「あまり人と話したことがなかったのよ。だからこんな感じだけど仲良くしてあげてね」

そう言われたのでティトスの手を引いて

兵士に案内されて元の部屋に戻る

部屋にはティトスと２人だけ

ティ「Aと言ったな…Aは外の世界を知っているのか？」

無垢な瞳で見つめられた

貴「外の世界…ですか？知っていますよ。」

そう言えばシェヘラザード様が

ティトスは外の世界を知らない

と言っていた

ティ「教えてくれないか？外の世界の事。それとAの国の事も」

少しずつ話していく

人種や文化の違い

食べ物や動物、様々な違い

その話を聞いているティトスの目は

キラキラと輝いていた

ティ「…Aは凄いな。僕と大して変わらないくらいなのに色々なことを知っている…」

尊敬の眼差しを向けられるけど…

貴「私は凄くなんてありませんよ？炎兄様達に比べたらまだまだ力不足です」

兄様達の力になりたくて

トランの民の所で半年間

必死に勉強したりした

でもまだ足りない

知識も力も足りない

そんな事言っていたら扉が開き

炎兄様と明兄様の姿が見えた

ティトスを見て驚いているみたい

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