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第42話 ページ12

炎「そう言えば、Aはなにか用があって此処に来たんじゃないのか?」

ああ…忘れてた

貴「炎兄様を探して此処まで来たんです。そしたら明兄様も居て…話がそれてしまいましたの」

楽しかったからいいけど

明「では、何故兄王様を探していたんです?」

炎兄様を探してた理由

貴「シンドリアの事が書かれている資料が欲しいんです。」

そう言うとまた兄様達は嫌そうな顔をした

明「シンドバッドの次はシンドリアですか…そんなに気に入ったのですか?」

しゅんとしてしまった明兄様

貴「別に気に入ったとかじゃないですよ?シンドリアの資料が欲しい理由はあの国の事を知っておかなければ今後の計画をたてるときに不便だからです」

炎兄様の膝から降りて明兄様の側に行く

貴「だからそんなに落ち込まないでください。明兄様…」

私がそう言うと

明「大丈夫ですよA。私達はAを信じていますから」

にっこりと微笑んでくれた

炎「シンドリアの資料は後でAの部屋に持って行かせる。紅覇に会ってきたらどうだ?最近会っていないだろう」

最近は紅玉姉様の事で忙しくて

全然覇兄様に会えていなかった

貴「そうします。あっ…炎兄様」

いい忘れそうになった

炎「なんだ?」

しっかり謝らなければ

貴「あの時はごめんなさい。ついかっとなってしまって、炎兄様にあんな口の聞き方をしてしまって…」

深くお辞儀をする

炎「ああ…その事か。気にするな、あれは俺も悪かったからな」

私の頭を炎兄様は優しく撫でてくれる

貴「ありがとうごさいます、炎兄様」

そう言ってから部屋を出る

覇兄様は何処に居るかしら



Aが出て行った後の炎と明の会話

明「どうするんですか?」

炎「なにがだ?」

明「何って…Aが来る前に話していたことですよ」

ああ…その事かと紅炎は呟く

明「明日までに返事を書かなければなりませんよ?」

もう1度紅炎は大きなため息をついてから

炎「今日の夕飯の時に話そう」

と言った

明「ですが夕飯の時だと紅覇と紅玉、白龍も居ますよ?良いのですか?」

炎「そこ以外もう話せる場所はないだろう」

そう言い紅炎は書物を読む事に集中した

明「はぁ…また面倒事が増える…」

紅明は重い足取りで自室に戻る

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爾ャ亜(プロフ) - ホッピーさん» ご指摘ありがとうございます。1度間違えると全て間違ってしまうので教えて頂き感謝します (2015年10月26日 16時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 楽しく読ませてもらってます。ですが、一つだけ訂正を。アキレウスではなく、アレキウスです。 (2015年10月26日 16時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 頭蓋骨アルバートさん» ありがとうございます!更新なかなかできないですが、頑張りますっ! (2014年11月16日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
頭蓋骨アルバート - おもしろいです!まえまえから楽しまに読ませてもらっています!!主人公ちゃんの性格とか結構すきです!これからも頑張ってください! (2014年11月16日 22時) (レス) id: c37582f3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 骸爛髄さん» ありがとうございます(∩∀`*)キャッ頑張ります(*`ω´*) (2014年10月26日 11時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月26日 11時

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