1話。 ページ1
9月の終わりごろ、この日は仕事が全部終わった
のが夜の10時過ぎ。マネージャーの車の中で明
日の予定を聞きつつ帰ったら何しなきゃとかボ
ンヤリ考えていた。やがて俺の家に着いたらし
くいつものように車を降りようとすると、
マ「ねぇ、玄関のとこ、誰かいるよ?」
は?
そんなことを言われてよく見てみれば暗くて分
かりにくいけど確かに誰かいる。
「子供?」
そう、人影はとても小さかった。絶対成人はし
てないだろう。小学校低学年位かな?
マ「あれ位小さかったら不審者ってわけでも無
さそうかな。一人で何とかなるでしょ?」
「いや、待ってこの状況のなか俺一人にしないで。一緒に来て。」
不審者じゃないにしろこんな暗いところで1対1
で話しかけられる勇気はない。何とかマネージ
ャーにも車を降りてもらい玄関まで一緒にい
く。
「あの、どうかされましたか?」
???「ひーくん?」
あれ?聞き覚えのある声。
「A?」
パチッ
マネージャーが懐中電灯を着けてくれた。そこ
に照らし出されたのは従姉妹のAだった。
長袖のTシャツをきて涙を浮かべている。
「Aどうしたの?こんなところで。まさかずっと待ってたの?」
コクリと彼女は頷く。
マ「太田君知ってる子?」
「俺の従姉妹。」
マ「それにしては小さくない?」
「それは言わないで。」
マネージャーとこそこそ会話してるとクイクイ
と引っ張られる感触がある。下を見るとA
が泣きそうな顔でこう言った
「ひーくん助けて....!」
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ゆいら - 靖守の水琴さん» 初めまして!ありがとうございます!そのお言葉が励みになります( ☆∀☆)更新も遅いですがのんびり見守って頂けたら幸いです。 (2019年8月28日 7時) (レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
靖守の水琴(プロフ) - 更新楽しみにしていました! (2019年8月27日 12時) (レス) id: f62b5932e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいら - 紀和さん» 紀和様!ありがとうございます。この作品を楽しみにしてくださっている方がいらっしゃることが分かり、嬉しい限りです!感無量です!拙い作品ではありますがこれからも見守って頂けたら嬉しいです! (2019年7月28日 18時) (レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
紀和(プロフ) - お疲れ様です。この作品を楽しみにしてるので更新頑張って下さい。 (2019年7月24日 15時) (レス) id: 8195451271 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいら - 美紀さん» ライブなども行かれたりするのでしょうか。推しが多いと出費も大変ですよね(笑) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいら | 作成日時:2017年9月25日 22時