報われた想いと後悔 ページ3
そんなに驚く事？
…っていうか､ジョンス君まで？
だけど私は､そのまギュッと抱きついた｡
「ジョンス君､ありがとう｡大好き｡」
「A！い…今…な､なんて…」
ジョンス君､動揺しすぎ…｡
あ､固まっちゃった｡
「やぁ！A！お前､今､何を…｡」
私を引き剥がすチャンミン｡
「…｡」
(“なによ！チャンミンなんて！”とは､恐ろしすぎて言えない｡)←
引き剥がされたジョンス君は､やっと､落ち着いたみたい｡
私は､また､ジョンス君に近づき､その優しい目を見つめた｡
「ジョンス君､ありがとう｡私を守ってくれて｡何も知らなくて…気がつかなくて…ごめんね｡お礼言うの､遅くなっちゃったけど､許してくれる？」
「A…なんで…｡」
「ジョンス…ありがとう｡大好きだよ｡」
更に近づき､ジョンス君にだけ､聞こえるように囁いた｡
「…｡」//////｡
真っ赤になったジョンス君｡
また固まる？と思ったら､
「マイハニー､A！今“ジョンス”って…｡あー､俺､今､最高に嬉しいー！」
ホントに嬉しそうなジョンス君｡
急に､真顔になって､私を抱きしめた｡
「だから“俺に任せろ！”って言ったろ？いつだって､Aのことは､俺が守るから…｡」
その言葉に､ドキドキして…｡
どうしよう…そこに､チャンミンがいるのに｡
ジョンス君の腕の中が､心地よくて､離れたくない｡
私､どうしちゃったのかな？
すると今度はチャンミンが､固まって､
ギュったんが“いい加減､離れろ！”って､引き剥がした｡
ジョンス君は､“嫌だ”って､頑張ってたけど､キュヒョンの馬鹿力(←)には､勝てなかった｡
＝チャンミン＝
Aが､抱きついて“ジョンス君､大好き”って…？
Aは､俺が好きなんだろ？
ジョンスに守ってもらった？
何から？
Aを守るのは､俺のはず､なのに､なんで…｡
Aに何があったのかさえ､知らなくて｡
チャニョルの事だって…｡
いつの間にか､俺の知らない事が増え…｡そうやって､俺から離れて行くのか？
いつから？何処ですれ違った？
混乱して､思考が停止した俺｡
ただ…そばにいなかった事を後悔した｡
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作者名：HappySwan | 作成日時：2013年4月25日 9時
